1/BW
Vs.Kfz.618,Vs.Kfz.622,Sd.Kfz.161
80101 - 80135 (35両 Krupp) *, *, *2020, *
1933年末
- ◦ Z.W.(Zugführerwagen)開発開始*
1934年1月
- ◦ "中型牽引車"の仕様策定、B.W.(Begleitwagen:随伴車)として計画進行*,*
-
- ├片側6転輪をオーバーラップ配列、陸軍はトーションバーサスペンションを要求*
- ├早急な配備要求からKruppはリーフスプリング式片側8転輪を採用*
- ├Rheinmetallがシャーシを、Kruppが砲塔関係を担当(Versuchsfahrzeug 618 7.5 cm Geschütz-Panzerwagen)*,*,*2017,*
- ├M.A.N.がオーバーラップ配列転輪のVersuchskonstruktion 2002を提案、却下*
- ├1935年2月25日にRheinmetallが2台分の車台製造の契約に署名(完成したのは1台のみ)*,*,*2017
- ├1935年4月13日、Krupp独自の契約を提案*,*,*2017
- ├1935年7月13日、Krupp軟鋼製試作車B.W. I Kp契約(リーフスプリング式ボギーサスペンション装備)*,*,*2017
- ├1935年10月、Krupp軟鋼製試作車B.W. II Kp契約(大径転輪とトーションバーサスペンション装備)*,*
- ├1936年1月3日にKruppが契約に署名、5月に軟鋼製砲塔が完成*,,*,*2017
- └機関銃銃塔も含む契約(未完成)*
- ├1936年4月、B.W. I Kp試作車V1完成*,*,*,*,*,*,*
- ├1936年5月、Rheinmetall製造のB.W.試作車1台が完成、砲塔未搭載でダミーウェイト搭載*,*
- └B.W II kpも砲塔未搭載でダミーウェイト搭載*
- └1936年7月21日、B.W.計画はKrupp単独の契約に変更*,*,*2017
1936年4月
- ◦ B.W. I Kp 試作車V1完成*,*,*,*,*,*
-
1936年10月
- ◦ 輸出用戦車MKA計画がMüllerとWölfertとの会議で言及される*
-
- ├火力支援戦車B.W.(Begleitwagen:随伴車 / Bataillonsführerwagen:大隊長車)の設計に影響*,*,*
- ├1936年10月-1937年9月会計年度報告で開発開始を報告*
- ├1937年2月、Kruppの輸出用戦車計画案を変更*
- ├1937年3月、Kruppの輸出用戦車計画案の変更を確認*,*,*2018
- ├1937年4月、輸出用戦車計画の設計要件再変更*,*,*2018
- └1937年12月までに設計完了、1938年6月までに試作車完成の予定*
- ├1937年6月、MKAの基本性能確定*
- ├1937年10月、KruppがMKA用4,5cm L/50砲開発開始*
- └陸軍兵器局が輸出用戦車の設計制限リストを送付*
- ├△ 1937年10月、兵器局第6課はMKAの設計を却下(装甲が薄い、機関室・冷却系が最新技術のため輸出に不適当)*
- ├△ 1938年10月、MKA用4,5cm L/50砲開発*
- ├1938年3月、砲塔の設計*
- ├△ 1938年8月、砲塔の製造*
- ├1938年9月、ZW計画Krupp案を元にした輸出用戦車MKA車体完成(主砲未搭載)*,*
- ├△ 1938年10月、MKA用主砲完成*
- ├△ 1938年10月、兵器局第6課はMKAの設計を却下(装甲が薄い、機関室・冷却系が最新技術のため輸出に不適当)*
- ├1938年12月、MKA用砲塔完成*
- ├1940年1月、設計を変更したMKA試作車が完成*,*2018
- └計画はキャンセルされMKA試作車はスクラップ*,*,*2018
1936年11月
- ◦ Kruppと兵器局第6課との会議で計画名が正式にB.W.(Begleitwagen)に*
1936年末
- ◦ 主力戦車開発計画ZW(Zugführerwagen:小隊長車)に基づくKrupp試作車完成*
1936年12月
- ○ 生産契約締結*,*,*
1937年7月
- □ Dunkelgrau(RAL46後にRAL7021) / Dunkelbraun(RAL45後にRAL7017)の2色迷彩塗装*2019,*,*2015,*,*
- └全面にDunkelgrauを下塗りしたわけではなく2色を塗り分け*2016
1937年10月
- ○ 生産開始*,*,*,*,*,*
- 幅の広い上部戦闘室*
- 一体型車体前面下部曲面装甲板*
- 戦闘室前面右側に前方機銃装備
- 2号戦車A型と同型の操縦手用クラッペ*
└[参考] 2号戦車A型
- 操縦手用クラッペ上部にK.F.F.1ペリスコープ装備*
- 3号戦車A型と同型の車体側面クラッペ*
- 前後2分割の車体乗員用ハッチ*,*
- 戦闘室左側面に対空機銃架装備*,*
- 第1,8転輪部にバンプストップ*
- 36cm幅履帯Kgs6110/380/120(履帯ピン込みで38cm)*,*
- 転輪直径470mm*,*
- 戦闘室後面に吊り下げフック
- 前後長の短い砲塔*
- 内装式防盾に24口径75mmKwK装備*,*
- 砲塔前面下部の切り欠き部が小さい*
- ストレートな車長用キューポラ形状*
- 板状の砲塔前面左右クラッペ*,*
- 3号戦車A型と同型の砲塔側面クラッペ*
- 砲塔後部左右、戦闘室前面のピストルポートカバーが角型*,*
- マイバッハ製HL108TRエンジンとZF製SFG75変速機*,*,*,,*,*,*
1937年11月
- ○ 生産初号車(80101,80102)完成、引き渡し(11月27日)*,*,*
- △ 生産開始*
1937年12月
- ○ 主砲弾薬搭載数120発(122発)に減少*,*
1938年2月
- ○ 対空機銃架を廃止*,*
1938年3月
- △ 生産終了*,*,*,*,*,*
1938年6月
- ○ 最終引き渡し*
- ○ 5,6月生産車5両はB型車体(前面装甲30mm装備)にA型砲塔*,*,*,*
- △ 生産終了*
-
-
1938年8月
- ○ 車体リアパネルに発煙筒ボックス装着*,*,*
1938年11月
- □ ◎全車両をDunkelgrau(RAL46後にRAL7021) / Dunkelbraun(RAL45後にRAL7017)で部隊で再塗装する指示*2015,*2019,*
1939年2月
- ○ 左フェンダー前部にノテックライト、後部に間隔標識灯装備*
1941年初め頃
- A型35両が訓練用に転換*
1941年2月
- ○ 車体前面に30mmの増加装甲板装着*
- ○ 主砲下部にアンテナ避け装備*
1941年3月
- ○ 砲塔後部にゲペックカステン装備*
1941年6月
- ○ 燃料トレーラー牽引具追加*
- └[参考] 燃料トレーラー
-
-
導入日不明
- ◦ 車体機銃架をD型と同型のKugelblende 30に交換
- ◦ 弾薬運搬戦車(1945年ベルリンで撮影)
|
2/BW
80201 - 80242 (42両/45両 Krupp) *, *, *, *2020
1937年10月
- ○ 生産契約締結*
1938年4月
- ○ 生産開始*,*,*
- 砲塔・車体前面装甲板が30mmに強化*,*,*,*,*
- 戦闘室前面装甲板が1枚板に*,*,*,*
- 車体前面下部装甲板が2枚の平板構成に、装甲厚20mm*,*
- 上部戦闘室の幅が狭くなる*,*
- 車体前方機銃の代わりにピストルポート設置*,*,*,*
- 操縦手用クラッペ形状変更(Sehklappe 30:3号戦車E型と同型)*,*,*,*
- 操縦手用クラッペ上部のK.F.F.1ペリスコープ廃止*
- 車体乗員用ハッチが1枚前開きに*,*,*,*
- 機関室側面の傾斜角が33度に変更*
- 車体後部牽引フック追加*TC2013
- 車体前面牽引フック取り付け位置がやや下方に*NS2013
- 戦闘室後面吊り下げフック形状変更
- 砲塔基本形状変更、前面下部左右の切り欠きが拡大*,*
- 砲塔装甲30mmに強化*
- 砲塔スプラッシュガード形状変更*,*
- 砲塔前面左右のクラッペ形状変更*,*,*
- 砲塔後部左右のピストルポートカバー形状が円形に変更*,*,*
- 砲塔側面左側の視察バイザー開口部廃止*
- 主砲防盾、主砲基部形状変更*
- キューポラを3号戦車C/D型と同型に変更*,*,*,*
- 砲塔キューポラ前方の信号弾用ハッチ左側が信号筒に変更*,*
- 砲塔上面換気用ハッチ周囲に跳弾板追加*
- 砲塔正面下部装甲板の増厚
- エンジンがHL120TRに、変速機がSSG76に変更*,*,*,*,*
- 主砲弾搭載数が80発に減少*
1938年5月
- ○ 生産初号車引き渡し*
- ○ 最初の12両中5両はA車体にB砲塔*,*
- △ 生産開始*
1938年8月
- ○ 車体リアパネルに既存車両含めて発煙筒ボックス追加*,*,*
1938年9月
- △ 生産終了*,*,*
- └車体生産遅延により最後の30両(80213–80242)はC型車体*
- └予備履帯がフェンダーに4枚(?)
1938年10月
- ○ 生産最終号車引き渡し*,*
- △ 生産終了*
-
-
1938年11月
- □ ◎全車両をDunkelgrau(RAL46後にRAL7021) / Dunkelbraun(RAL45後にRAL7017)で部隊で再塗装する指示*2015
1939年2月
- ○ 操縦手クラッペ上に雨樋を新設*
- ○ 左フェンダー前部にノテックライト、後部に間隔標識灯を追加*
1941年2月
- ○ 車体前部に30mm増加装甲板装着*,*
- └[参考]C型
1941年6月
- ○ 燃料トレーラー牽引具追加*
- └[参考]燃料トレーラー
-
-
導入時期不明
- ◦ 戦闘室前面増加装甲装備(H型予備転輪ラック)
|
3/BW
80301 - 80400 or 80440 (134両 Krupp,6両は架橋戦車) *, *, *, *2020
80301 - 80434 (134両 Krupp),80435 - 80440 (6両 架橋戦車 内80435,80438は歩兵突撃橋戦車) *
1937年10月
- ○ 生産契約締結*,*
1938年9月
- △ 生産開始*,*,*
1938年10月〜
- ○ 生産初号車引き渡し*
- ○ 最初の30両はB型車体*
- └予備履帯が機関室2枚+フェンダー2枚(?)
- ○ 生産31号車からは3号戦車E型と同型のキューポラに変更*,*,*
- △ 生産開始*,*
1939年1月
- ○ 生産41号車(80341)からエンジンがHL120TRMに変更(138・140号車はHL120TR)*,*,*,*,*,*,*
1939年2月
- ○ 58号車(1939年春)から操縦手クラッペ上に雨樋装備*,*
- ○ 左フェンダー前部にノテックライト、後部に間隔標識灯を追加*
- └車体前部左側の例あり
- ◇ △ Bruckenleger IV用に6両分の車体を兵器局第5課向けに製造する命令*,PzT-14
1939年4月
- ○ 主砲にアンテナ避け装備*
1939年6月-7月
- ◇ △ Bruckenleger IV用車体6両分(Fgst.Nr.80435–80440)が完成(内2両を歩兵突撃橋戦車に改装)*,PzT-14,*
1939年7月
- □ ◎新しく製造された全ての機器が工場でDunkelgrau(RAL46後にRAL7021) / Dunkelbraun(RAL45後にRAL7017)に塗装されて出荷*
1939年8月
- ○ 生産終了*,*,*,*
- ◇ Magirus社がBruckenleger IV bを4両改造*,*
-
- ├正式契約は10月19日*
- ├BW車台を使用したプロトタイプがKruppで製造
- ├同時期にMagirusもプロトタイプ製造*
- ├残る2両(80435 and 80438)は試験用に*
- └Bruckenleger IV bは戦車型に再改装*
- ◇ Magirus社が歩兵突撃橋戦車に改装(2両or4両)、第3戦車師団へ*,*,*
-
-
1940年2月
- ◇ △ 歩兵突撃橋戦車を引き渡し*
- ◇ Bruckenleger IV bを引き渡し*
1940年7月-8月(6月-7月)
- ○ Bruckenleger用車体6両中3両(80436,80437,80439)の車台がC型砲塔とE型上部構造物で新規に戦車型として組み立て*,*,*2020
- └△ 1941年に80436,80437,80439,80440を戦車型に改装*
1941年2月
- ○ 車体前部に30mm増加装甲装着*
1941年3月
- ○ 砲塔後部にゲペックカステン装備
- └3号戦車用を装備した例
1941年6月
- ○ 燃料トレーラー牽引具追加*
- └[参考]燃料トレーラー
1943年5月
- ○ 残存車両にシュルツェン装備*,*
- └320セット分が送られる(クルスクに)*2016
導入時期不明
- ◦ 戦闘室前面に30mm増加装甲装着
|
4/BW,5/BW
80501 - 80748/80750 (232両 Krupp,内48両が潜水戦車,30両が熱帯仕様,16両が架橋戦車) *, *, *, *, *, *2020
4/BW: 80501 - 80684 (184両 Krupp),80685 - 80700 (16両 架橋戦車)/ 5/BW: 80701 - 80748 (48両 Krupp) *
1938年7月
- ○ 4/BW(80501-80700)生産契約締結*
1938年11月-12月
- ○ 5/BW(80701-80748)生産契約締結*
- └5/BWは武装親衛隊向け*
1939年9月
- △ 生産開始*,*
- ◇ Bruckenleger IV bの生産開始*,*
- ◦ 特殊車両番号がSonderkraftfahrzeug 161 (Sd.Kfz.161)に*
- ◦ 1日、ポーランド侵攻(4号戦車211両配備)*,*2011,*
1939年10月
- ○ 生産初号車引き渡し*
- △ 生産開始*,*,*,*,*,*
- 戦闘室前面が段差付きに再変更*,*,*
- 車体前方機銃を再装備(Kugelblende 30)*,*,*,*,*,*
- 前面装甲板が30mm表面硬化鋼(TL4024)に*
- 車体側面、後面装甲厚が20mmに強化*,*,*
- 車体左側面の燃料注入口蓋が前開きに、機関室後面の冷却ファン接続コック蓋が左開きに*
- 車体後面下部装甲厚が14.5mmに、車体下面が10mm厚に*
- 機関室幅が戦闘室幅まで拡幅、傾斜角が10度に*,*
- 戦闘室側面後部吊り下げフック
廃止*
└位置が移動して機関室内部へ
- 冷却気吸排出口仕切りが2つに減少、流入量調節用蓋の設置*,*,*
- 車体・砲塔側面クラッペが3号E型と同形状に変更*,*
- 車体後面の牽引フック周囲にリブ追加*
- 第3、5、7転輪部にバンプストップ追加*,*
- 誘導輪基部の形状変更*TC2013,*NS2013
- 履帯がKgs6111/380/120に変更(センターガイド高さ80mm)*,*,*
- 外装式防盾(装甲厚35mm)*,*,*,*
- 砲塔上面換気用ハッチ前方に跳弾板*
- 砲塔側面ドアの視察孔が大型化*2016,*CE2016
- 砲塔正面上部装甲板の増厚
- ◦ 50mm砲搭型を80両発注、フランス戦の勝利で生産前にキャンセル*,*2013
1940年2月
- ○ 左フェンダー前部にノテックライト、後部に間隔標識灯を追加(既存車両も)*
- └車体前部左側の例あり
1940年3月-4月(1940年2月-5月)*,*
- ◇ Bruckenleger IVbを16両引き渡し*,*,*
- ├△ 更に12両改造し1940年9月に引き渡されたが戦車型に再改造*,*
- ├△ 引き渡された16両は1940年8月と1941年5月に戦車型に再改造*
- └△ 1941年1月、Kruppが4両のBruckenleger IVcを製造、第3戦車師団へ*
1940年5月
- ◦ 10日、フランス侵攻(4号戦車278輛配備)*,*
├ 1.Pz.Div. [ 1.Pz.Rgt.=20 / 2.Pz.Rgt.=20 ]
├ 2.Pz.Div. [ 3.Pz.Rgt.=16 / 4.Pz.Rgt.=16 ]
├3.Pz.Div. =26 [ 5.Pz.Rgt. / 6.Pz.Rgt. ]
├ 4.Pz.Div. [ 35.Pz.Rgt.=12 / 36.Pz.Rgt.=12 ]
├ 5.Pz.Div. [ 15.Pz.Rgt.=16 / 31.Pz.Rgt.=16 ]
├ 6.Pz.Div. [ 11.Pz.Rgt.=31]
├ 7.Pz.Div. [ 25.Pz.Rgt.=24]
├8.Pz.Div. [ 10.Pz.Rgt.=23]
├ 9.Pz.Div. [ 33.Pz.Rgt.=16]
└ 10.Pz.Div. [ 7.Pz.Rgt.=16 / 8.Pz.Rgt.=16 ]
1940年6月
- ○ 車体・操縦室前面に30mm、戦闘室側面に20mmの増加装甲を装備*,*
- △ ノテックライト導入(?)*2020
- □ 12日、部隊が直接塗料を購入するのを停止、代わりにDunkelgrauが支給される*2015
1940年7月
- △ 増加装甲(Zusatzpanzerung)取り付け*
- △ 8月にかけて42両(48両)を潜水戦車に改造*,*,*
- □ 31日、RAL7021デュンケルグラウ(Dunkelgrau Nr.46)とRAL7017デュンケルブラウン(Dunkelbraun Nr.45)の2色迷彩から◎RAL7021デュンケルグラウ単色へ*,*2016,*2018,*,*2019,*,*2015,*,*,*2016,*2011,*
1940年10月
- △ 生産終了*,*,*
- △ 生産最終号車引き渡し*
1941年1月
- ○ 北アフリカ向け車両30両の機関室点検ハッチに冷却用スリット設置*
1941年1月-3月
- △ 48両を潜水戦車に改造*,*,*
1941年3月
- ○ 砲塔後部にゲペックカステン装備*
1941年5月
- ○ 最後の68両は車体前面装甲を50mm1枚装甲として生産*,*
- ○ 1両-数両はE型戦闘室と砲塔の組み合わせ*2020,PzT-4-30
- △ 生産終了*,*,*,*
1941年6月
- ○ 燃料トレーラー牽引具装着*
-
-
1941年末
- ○ 1両が60口径5cmPakを搭載(Fgst.Nr.80668)*,*
- └4月*
1942年7月
- ○ 残存車両に48口径砲取り付け*,*(43口径KwK40に換装*,*NS2010,*)
- ○ 操縦室前面に20mm増加装甲装着(操縦手席側のみスペースドアーマー)*
- ○ 砲塔換気用ハッチ廃止、代わりにベンチレーター装備*
- ○ 砲塔上部左右の信号弾発射用ポート廃止、装甲板で閉塞*
1942年9月
- ○ ◎冷却水加温装置(Kühlwasserheizgerät)装備*
1943年5月
- ○ 残存車両にシュルツェン装備*,*
- └320セット分が送られる(クルスクに)*2016
-
-
導入時期不明
- ◦ Vorpanzer*
- ◦ 新型起動輪*
- ◦ 38cm幅履帯*
- ◦ ◇ カール自走臼砲砲弾給弾車に改装(1両)*,*
|
6/BW
80801 - 81006 or 81023 (206両/223両 Krupp,内6両は架橋戦車や実験車両) *, *, *, *, *2020
80801 - 81000 (200両 Krupp), 81001 - 81004(4両 架橋戦車), 81005, 81006 (2両 複合転輪試験車) *
1939年7月
- ○ 生産契約締結*
1940年7月-8月
- ○ Bruckenleger用車体6両中3両の車台がC型砲塔とE型上部構造物で新規に組み立て*,*2020
1940年9月
- △ 生産開始*,*,*,*,*
- 車体前面装甲厚が50mmに強化*,*,*,*,*
- 車体前方上面装甲を30mmに強化*
- 操縦室前面に30mm、戦闘室側面と車体側面に20mm増加装甲*
- 操縦手用クラッペ変更(Sehklappe 50)*,*,*,*
- 操縦手用クラッペ上部にK.F.F.2ペリスコープ装備*
- ブレーキ点検ハッチヒンジ変更、ハッチが車体と面一に*,*
- ノテックライト標準装備*
- 車体後部発煙筒が装甲ボックスに収納*
- 転輪ハブキャップ形状変更*,*
- 新型起動輪*,*,*
- △ 履帯形式名がKgs. 6111/380/120に*
- 砲塔旋回用補助エンジンがZW500に変更*
- 砲塔後面が1枚板に形状変更*,*,*
- 新型車長用キューポラ(3号G型と同型)*,*,*,*
- 砲塔上面換気ハッチ廃止、ベンチレーターを装備*,*,*,*
- キューポラ前方左側の信号筒廃止、信号弾発射口へ*,*
- キューポラ前方右側の信号弾発射口が廃止*
- 砲塔側面のハッチストッパーが新型になり位置が下側に*TC2023
1940年10月
- ○ 砲塔旋回用エンジンと発電器が能力向上型に変更*
- △ 生産開始*
1940年12月
- ◦ 23日、Nibelungenが転輪等の部品製造を開始*
1941年1月
- ◇ △ IV号a型10.5cm対戦車自走砲試作車2両完成*
-
- ├1939年開発開始
- ├△ 3月に試作車2両完成*
- ├3月31日、ヒトラーに展示
- ├1941年8月13日に"10.5cm K (gp.Sfl.)"に改称
- ├第521駆逐戦車大隊第3中隊に配備*
- └第3戦車師団に転属*
1941年2月
- ○ 機関室点検ハッチに冷却用スリットを設け、ラジエーターを能力向上型にした熱帯仕様型10両前後製作*,*
- ○ ◎10日、Dunkelgrau Nr.46がRAL7021 Dunkelgrauに指定される(TL 6303 B)*2015,*2017
1941年3月
- ○ 砲塔後部に雑具箱(ゲペックカステン)装備*,*,*
- □ ◎17日、熱帯向け2色(RAL8000 Gelbbraun/RAL7008 Graugrün)迷彩塗装指示(Heeresmitteilung 281/3月17日)*TC2018,*,*2019,*2019,*2015,*,,*,*2016,*2011,*,*
-
1941年4月
- △ 生産終了*,*,*
- ◦ 6日、ギリシャ侵攻*
1941年5月
- △ 生産終了*
- └最後の2両(81005,81006)を複合転輪試験車に改造*,*,*,*,*
-
-
1941年6月
- ○ 燃料トレーラー牽引具装着*
1942年2月
- ○ Vorpanzer製作
1942年4月
- ○ 機関室隔壁に暖気用クラッペ新設*
1942年7月
- △ 残存車両に48口径砲取り付け*,*
- △ 43口径7.5cm砲KwK40に換装*
1942年9月
- ○ ◎冷却水加温装置(Kühlwasserheizgerät)装備*
1942年11月
- ○ ヴィンターケッテ導入*
1943年5月
- ○ 残存車両にシェルツェンの追加*,*,*
- ├320セット分が送られる(クルスクに)*2016
- └クルスク戦時には新型起動輪・38cm幅履帯にアップデートされた車両も見られる*2019
-
-
導入時期不明
- ◦ 砲身スリーブの前端ボルト留め省略
- ◦ 新型ホイールハブ導入*2022
|
7/BW
82001 - 82613 or 82393 (393両Krupp,13両(16両)Nibelungen,64両Vomag, 内7両(6両)はカール用弾薬運搬車に改修) *, *, *, *2019, *, *2020
82001 - 82395 (395両 Krupp), 82501 - 82565(65両 Vomag), 82601 - 82613 (13両 Nibelungen) *
82001 - 82393 (393両 Krupp), 82501 - 82564 (64両 Vomag), 82601 — 82613 (13両 Nibelungen) *
|
1941年
| 1942年
|
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4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
1月 |
2月 |
3月 |
生産数 |
Krupp |
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13 |
38 |
38 |
42 |
? |
? |
? |
45 |
45 |
45 |
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Nibelungen |
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1 |
2 |
4 |
6 |
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Vomag |
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2 |
? |
? |
? |
? |
12 |
12 |
1 |
1938年12月
- ○ 生産契約締結(128両分)*2019
1939年11月
- ○ 生産契約締結(500両分)*,*2019,*
1940年6月
- ◦ 生産準備開始*2019
- └Krupp Grusonwerkの生産限界から戦車製造経験のない新規2社(Vomag/Nibelungen)と契約*2019,*
1941年4月
- △ 生産開始*,*,*,*,*2019,*
- 戦闘室前面装甲が一枚板に*,*,*
- 車体前面50mm(表面硬化鋼TL4030)、側面30mm装甲になり増加装甲装着終了*,*,*2019,*,*
- 車体前方機銃ボールマウント形状変更(Kugelblende 50)*,*,*2019
- 操縦手用クラッペ形状変更(Fahrersehklappe 50)*,*2019
- 戦闘室側面クラッペ形状、材質(表面硬化鋼)変更*
- ブレーキ点検ハッチに冷却気取り入れ口装備*,*,*2019,*
- フェンダー支持架追加*
- 主エンジン用マフラー形状変更*,*,*2019,*2019,*
- 砲塔旋回用エンジンマフラー形状変更(下方排気)*,*,*2019,*2019
- 履帯幅が38cmのKgs61/400/120に(履帯ピン込みで40cm)*,*,*2019,*,*,*,*
- 起動輪の幅が広くなり形状変更(スポークの角度変更)*NR2020,*
- 転輪ゴムタイヤの幅が90mmに(タイヤサイズ"800/94")*,*,*,*2019
├最大幅が94mmで踏面は実測70mm*DB2010
└応急的に旧型の幅狭転輪を1-2軸に使用可能(逆も可だがタイヤの消耗が激しくなる)*HLD2016
- パイプフレーム溶接型誘導輪*,*,*2019,*,*2019
- 砲塔前面、防盾装甲厚50mmに*,*
- 砲塔側面乗員ハッチが30mm厚2枚開きに*,*,*2019
- 砲塔側面乗員ハッチの雨樋形状変更*,*2019,*2019
- 砲塔側面乗員ハッチ上の把手形状変更
- 砲塔側面クラッペが表面硬化鋼製に、前方の跳弾板廃止*
- 砲塔後部左右のピストルポートカバーが新型に*
- 砲塔前面下部左右に干渉防止の切り欠き*
- 砲塔上面前部装甲板の角度が変化*
- 砲塔後部雑具箱(ゲペックカステン)標準装備*,*2019
- 砲塔正面下部装甲板の増厚が廃止
- 砲塔方位表示用アジマス表示計が2つに*
- △ 車体リアパネルに燃料トレーラー牽引具装着*,*
1941年5月
- ○ 生産初号車引き渡し*
- ├Krupp:5月中に13両、6月7月に38両、8月に42両、12月以降月産45両*2019
- ├Vomag:8月に2両、年末に月12-14両に到達*2019
- └Nibelungen:11月に1両、12月に2両、1942年2月までに16両*2019
- ○ BrukenlegerIVa(3両)とBrukenlegerIVb(13両)を戦車型に改装*
- △ 生産開始*
- ◦ 26日、ヒトラーとの会議で武装強化が決定、Kruppは50mm Pak38 L/60搭載の契約*,*
1941年6月
- △ 既存車体リアパネルに燃料トレーラー牽引具装着*,*,*2019
- └秋頃に燃料トレーラー廃止*2019
- ◦ 22日、ロシア侵攻*
├ 1.Pz.Div. [ 1.Pz.Rgt.=20 ]
├ 2.Pz.Div. [ 3.Pz.Rgt.=20 ]
├3.Pz.Div. [ 6.Pz.Rgt.=32 ] *Tauchpanzer
├ 4.Pz.Div. [ 35.Pz.Rgt.=20 ]
├ 5.Pz.Div. [ 31.Pz.Rgt.=20 ]
├ 6.Pz.Div. [ 11.Pz.Rgt.=30 ]
├ 7.Pz.Div. [ 25.Pz.Rgt.=30 ]
├8.Pz.Div. [ 10.Pz.Rgt.=30 ]
├ 9.Pz.Div. [ 33.Pz.Rgt.=20 ]
├ 10.Pz.Div. [ 7.Pz.Rgt.=20 ]
├ 11.Pz.Div. [ 15.Pz.Rgt.=20 ]
├ 12.Pz.Div. [ 29.Pz.Rgt.=30 ]
├13.Pz.Div. [ 4.Pz.Rgt.=20 ]
├14.Pz.Div. [ 36.Pz.Rgt.=20 ] *Tauchpanzer
├16.Pz.Div. [ 2.Pz.Rgt.=20 ]
├17.Pz.Div. [ 39.Pz.Rgt.=30 ]
├ 18.Pz.Div. [ 18.Pz.Rgt.=36 ] *Tauchpanzer
├ 19.Pz.Div. [ 27.Pz.Rgt.=30 ]
├ 20.Pz.Div. [ 21.Pz.Rgt.=31 ]
├22.Pz.Div. [ 204.Pz.Rgt.=20 ]
├23.Pz.Div. [ 201.Pz.Rgt.=32 ]
├"Großdeutschland" [ Pz.Abt."Großdeutschland"=18 ]
├24.Pz.Div. [ 24.Pz.Rgt.=20 ] *F2×12
└SS"Wiking" [ 5.Pz.Kmp.SS"Wiking"=4 ]
1941年7月
- △ 砲塔前面に20mm厚のスペースドアーマー装着(?)*,*,*,*2019
- ◇ カール自走臼砲砲弾給弾車に改装(13両)*,*
1941年8月
- ◦ VomagでF型の製造開始*2019
1941年11月
- ◦ Nibelungenが最初に製造したF型が納入される*2019
- ├Nibelungen製車体は戦闘室左上面の把手がない
- └Nibelungenは13両を製造*2019
- ◦ 50mm L/60搭載計画を破棄、Rheinmetallの75mm Pak40 L/46共同開発契約*,*2019,*2013
- □ 18日、ノルウェー、フィンランド、ロシアで活動する車両に対する白色迷彩(RAL9010 weiß)の適用(H.M.1941, Nr.1128)*2016,*2011
1941年12月
- ◦ 34.5口径75mm砲が1門完成、#82091に搭載して試験*,*2019,*
1942年2月
- ○ Vorpanzer納入予定(Krupp書類)*,*,*,*2019
- └被帽付徹甲弾(APC)の被帽を破壊し貫徹力を減らすため*
- ○ 車体後部の発煙筒ボックス廃止*TC2009,*,*2019
- ├F2型でも装備例あり*CE2009
- └9月頃までブラケット装備(?)*NS2009,*CE2009
- △ 生産終了*,*2019
- □ ◎TL 6316B(23日)*2020
1942年3月
- ○ 生産最終号車引き渡し*
- △ 生産終了*,*
-
-
1942年7月
- ○ 主砲を43口径7.5cmKwK40に換装*,*
1942年9月
- ○ ◎冷却水加温装置(Kühlwasserheizgerät)装備*,*
1942年11月
- ○ ヴィンターケッテ導入*,*
1943年5月
- ○ 既存車にシュルツェン装備*,*
- ├320セット分が送られる(クルスクに)*2016
- └砲塔用取付け架に補強板無し*2021
-
-
導入時期不明
- ◦ ツィンメリットコーティング塗布*2020
- ◦ 後期型予備転輪ケース
- └戦車学校等の訓練部隊(?)
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9/BW
Sd.Kfz.161/2
84401 - 86393, 86574 - 89540 ( 379両Krupp,約1250両Nibelungen,693両Vomag,内60両はブルムベア,30両は4号突撃砲,共にNibelungen製) *, *, *, *
Krupp:84401 - 84791,Nibelungen:85351 - 85750,86601 - 87100,89101 - 89530(89324 - 89382は4号突撃砲),Vomag:84901 - 85350,86151 - 86393 *, *2020, *
1942年7月
- ◦ Krupp案B.W.40砲塔が却下される*
1942年12月
- ◦ 1-3日、ヒトラーとの会議で4号戦車への傾斜した前面装甲の導入を論議*
- ◦ 31日に兵器局第6課がクルップに傾斜装甲装備のH型改良案を提示*,*,*2020,*,*
1943年1月
- ◦ 3-5日、実施された試験結果に基づいてヒトラーは傾斜装甲の導入を決定*
1943年2月
- ◦ 5日に兵器局第6課がH型改良案を再提示*
- ◦ 17日の戦車委員会で改良案を却下*,*,*2020,*
1943年3月
- ◦ 6日、ヒトラーとの会議でシュルツェン装備による重量増加と生産増加のため、傾斜装甲の導入を断念*
1943年4月
- ○ 生産開始*,*,*,*,*,*
- 新型SSG77変速機(Vomag社30両を除く)*2013,*,*TC2013,*,*NS2012,*NS2012,*NS2010,*2010,*TC2010,*2018,*2020,*,*
├製造が間に合わず当初はVomag社製60両分→30両に*PT4-3
└10月/12月生産車で旧型最終減速機搭載車両を複数確認*TC2008,*2012,*TC2010,*TC2012
- 新型起動輪(旧型最終減速機に装着不可)*TC2013,*NS2012,*NS2012,*NS2010,*TC2010,*TC2013,*2018,*
- 砲塔旋回を油圧式のBW40型に変更(未実施)*,*,*
- △ アンテナ基部が車体左後部へ*
- └防盾のアンテナ避け廃止
1943年5月
├Nachschub Ost= 150
├Großdeutschland= 15
├5.Pz.Div.= 10
├9.Pz.Div.= 3
├20.Pz.Div.= 2
├L.A.H.= 15
├Das Reich= 15
└Totenkopf= 15
├Italy= 12
├Bulgaria= 4
├25.Pz.Div.= 10
├Div.H.Göring= 20
├Pz.Korp.??= 15
├15.Pz.Div.= 84(93両充足)
└4.Pz.Div.= 35(93両充足)
- ○ 右フェンダー上にエアフィルターを設置*,*,*2013,*,*,*,*2012,*HLD2012
- ○ 予備履帯、スコップ装備位置変更*
- ├機関室背面に予備履帯3枚(Nibelungen,Vomag?)*,*CE2016,*NS2013,*
- ├右フロントフェンダーに2枚+左フェンダー予備転輪ラック後方に1枚(Krupp)*CE2016,*CE2016
- └予備履帯廃止(Vomag)*CE2016
- ○ 新型予備転輪ラック*CE2009
- ├Kruppはしばらく旧型を継続使用(6月頃まで?)*2021
- └Kruppによって1942年中に部分的に装備*2022,*2021
- └Vomagも当初は旧型を使用*
- ○ 発煙弾発射装置を廃止・取り外し*,*2013,*PT4-3,*2019,*TC2010,*TC2010
- └砲塔吊り下げフック後下方に配線引き込み孔*CE2016,*CE2020
- ○ 動力始動装置(Kurbelwellen-Benzinanlasser)接続アタッチメントとシャフト差込口設置*,*
- △ アンテナ基部が車体左後部へ*,*,PT4-3
- ├アンテナケースはそのまま予備アンテナケースとして使用*TC2009
- └防盾のアンテナ避け廃止
- △ 右側ボッシュライト廃止
- └Krupp生産車は当初ボッシュライトが戦闘室中央に
1943年6月
├5.Pz.Div.= 57
├2.Pz.Div.= 32
├9.Pz.Div.= 26
├Gr.Dtschl.= 3
├A.H.= 16
├Sardinia= 20
├Bulgaria= 15
├26.Pz.Div.= 36
├27.Pz.Div.= 24
├H.Göring= 20
└Spain???= 2
- ○ 車体前面装甲を80mm一枚板に(TL4034表面硬化鋼)*,*2013,*,*,*PT4-3,*2008,*2010,*2020
- ├変更時期は工場により差異がある*NS2012
- ├操縦手バイザー、機銃ボールマウント取付部は50mm厚に掘り下げられている*2019
- └当初は50mm前面用側面装甲板*,*
- ○ 車体側面クラッペ廃止*,*,*2013,*,*,*2014,*,*2020
- └9月頃に完了*2008,*NS2015,*
- ○ フェンダー上の牽引用フックをS型(S-Haken)からC型に(Nibelungen)*PT4-3,*,*
- └KruppとVomagはG型生産中に既に切り替え済み*2020
- ○ Nibelungen特有の砲塔シュルツェン支持架に変更*2020
- △ 生産開始*,*
- ├Krupp:G型18両、H型49両生産
- ├Nibelungen:G型86両、H型34両生産
- └Vomag:5月からH型に移行*TC2011,*2015
- △ 発煙弾発射装置を廃止・取り外し*,*
- △ 右側ボッシュライト廃止*,*
- └Krupp生産車は当初ボッシュライトが戦闘室中央に
- ✕
砲塔上面装甲を前部16mm、後部25mmに変更*
- └重装甲キューポラと同時(43年2月頃)*NS2012,*TC2010,*NS2010,*CE2020
- ◦ KruppがMehrzweckpanzer(多用途戦車)構想に基づくVK2801車台を提案*,*2013,*
- └1943年10月(11月)に計画中止、4号戦車の生産継続決定*,*,*2013,*
1943年7月
├8.Pz.Div.= 42
├Nachschub Ost= 72(Mitte =30/Süd =42)
├25.Pz.Div.= 6
├Bulgaria= 15
├SS "A.H."= 53
└26.Pz.Div.= 24
- ○ Vomagがマズルブレーキ後方フランジが丸いタイプ導入開始*2021
- △ 砲塔後部のピストルポート廃止*,*2011,*2009,PT4-3
- ├G型最後期、H型初期には有り、H型9月生産には無し*NS2009,*CE2009,*CE2009
- └Krupp,Vomagはツィンメリット導入前後まで有り*2022
- △ 車体前面装甲を80mm一枚板に(TL4034表面硬化鋼)*2014
- ◦ 25日、Krupp工場が英空軍により爆撃*
- ◦ 4日、クルスクの戦い*
├2.Pz.Div. [ 3.Pz.Rgt.=59 ]
├3.Pz.Div. [ 6.Pz.Rgt.=21 ]
├4.Pz.Div. [ I.Pz.Abt./35.Pz.Rgt.=79 ]
├5.Pz.Div. [ 31.Pz.Rgt.=76 ]
├6.Pz.Div. [ 11.Pz.Rgt.=32 ]
├7.Pz.Div. [ 25.Pz.Rgt.=37 ]
├8.Pz.Div. [ I.Pz.Abt./10.Pz.Rgt.=14 ]
├9.Pz.Div. [ II.Pz.Abt./33.Pz.Rgt.=30 ]
├11.Pz.Div. [ 15.Pz.Rgt.=25 ]
├12.Pz.Div. [ 29.Pz.Rgt.=36 ]
├13.Pz.Div. [ 4.Pz.Rgt.=50 ]
├17.Pz.Div. [ II.Pz.Abt./39.Pz.Rgt.=31 ]
├18.Pz.Div. [ 18.Pz.Rgt.=29 ]
├19.Pz.Div. [ 27.Pz.Rgt.=36 ]
├20.Pz.Div. [ 21.Pz.Rgt.=40 ]
├23.Pz.Div. [ 201.Pz.Rgt.=30 ]
├16.Pz.Gr.Div. [ 116.Pz.Abt.=11 ]
├Pz.Gr.Div."Großdeutschland" [ Pz.Rgt."Großdeutschland"=63 ]
├SS.Pz.Gr.Div."LSSAH" [ 1.SS.Pz.Rgt.=67 ]
├SS.Pz.Gr.Div."Das Reich" [ 2.SS.Pz.Rgt.=33 ]
└SS.Pz.Gr.Div."Totenkopf" [ 3.Pz.Rgt.=44 ]
1943年8月
├Inspekteur.Res.??.1,5,7,15,35= 15
├24.Pz.Div.= 20(III./24)
├3.Pz.Div.= 12
├6.Pz.Div.= 5
├7.Pz.Div.= 10
├11.Pz.Div.= 8
├19.Pz.Div.= 8
├SS R= 10
├1.Pz.Div.= 53(I./1)
├Fahnen.Lehrg.Wischau= 4
├H.Gr.Süd= 25
├Nachschub H.Gr.Süd= 30
├Eins.Kp.Schweinfurt= 12
├25.Pz.Div.= 21
├LVIII.Res.Pz.Korps= 10
├223.Res.Pz.Div.= 4
├Spain= 12
└Bulgaria= 15
- ○ 砲塔視察孔廃止*2016PT4-3
- ○ 車体前面30mm追加装甲装着終了*PT4-3,*
- ├Kruppは8月頃まで*2019,*2020,*2021
- ├Vomag,Nibelungeは7月頃まで*2019,*2020
- └ ボルト留め車体前面装甲の場合、予備履帯が5枚+4枚(5枚)の組み合わせ(1943年5月?)*2019
- ○ 車体右側アンテナポートの栓留め措置終了*PT4-3
- △ 砲塔後部のピストルポート廃止*,*
- ├G型最後期、H型初期には有り、H型9月生産には無し*NS2009,*CE2009,*CE2009
- └Krupp,Vomagはツィンメリット導入前後まで有り*2022
- △ ツィンメリットコーティング開始*,*
- ◦ 20日時点
├16.Pz.Div.=92
├24.Pz.Div.=49
├26.Pz.Div.=36
├"Hermann Göring"=31
├SS."LSSAH"=58
├15.Pz.Gr.Div.=15
└90.Pz.Gr.Div.=37
1943年9月
├16.Pz.Div.= 5(Rgts.Stb.Pz.2)
├14.Pz.Div.= 20
├21.Pz.Div.= 53
├18.Pz.Div.= 15
├11.Pz.Div.= 13
├19.Pz.Div.= 10
├12.Pz.Div.= 15
├16.Pz.Div.= 7
├Pz.Lehr-Rgt.= 10
├"Reich"= 15
├"T"= 5
├"W"= 10
├H.Gr.A= 15
├H.Gr.Mitte= 15
├Inspekteur= 15
├H.Gr.Mitte= 15
├H.Gr.Süd= 15
└Bulgaria= 15
- ○ ツィンメリットコーティング開始(使用量100kg)*2013,*,*PT4-3,*2014,*2013,*2008,*,*2002,*2008,*2020,*
-
- ├Kruppが事前に試験塗布(8-9月頃)*VU2016,*CE2016,*CE2016,*2009,*2020,*VU2020,*2021,*2022,*2021
- └8月生産のFgst.Nr.84501で塗布済み*2021
- ├6月5,8日クンマースドルフでのデモンストレーション*2016,*2020
- ├43年6月30日に第4,7装甲師団において耐久性試験の指示*2016,*2016,*
- ├△ Nibelungenのテストパターン*
- └ワッフルパターンとヘリンボーンを試行*2019,*2020,*2020,*2021
- ├△ 基本的にはH型では車体前面と車体側面には塗布されず*TC2015
- └工場による差異の可能性(Nibelungenは車体前面無し、Vomag/Kruppは有り)*CE2015,*NS2013,*NR2021
- ├NibelungenはH型後期-J型に掛けて塗布範囲が車体戦闘室側面に広がる*CE2016
- ├車体番号で確認できる範囲では非組み継ぎ車体では車体側面にツィンメリット無し、砲塔シュルツェンにツィンメリット有り
- │組み継ぎ車体では車体側面にツィンメリット有り、砲塔シュルツェンにツィンメリット無しの組み合わせ*NR2015,*NR2015
- ├車体側面にツィンメリットを塗布したのが最初に確認されているのは1944年1月生産車*NR2015
- └車体側面は当初は水平で後に垂直パターンに変化(2月頃?)*NR2015,*NR2015
- └通常より広範囲に塗布された例あり(非工場標準/修理再生or現地施行?)*TC2019
- ○ シュルツェンI型装着終了*PT4-3
- ○ シュルツェンII型装着開始*PT4-3,*NS2010
- ├Kruppはツィンメリットコーティング開始後に導入*CE2018
- ├コーティング無しシュルツェンII型も存在*2018
- └Nibelungen9月生産車(Fgst.Nr.86603)にI型を装着した例
- ○ 新型鍛造製ハブキャップ*2013,*,*PT4-3,*2014,*,*
- ├Kruppが最初に導入(ツィンメリットコーティング開始後)*CE2018
- ├Vomagは組み継ぎ車体導入後も旧型ハブキャップ装着*NR2016,*CE2016,*CE2017
- └J型工場写真でも旧型鋳造製ハブキャップの混用が見られる(最前部/最後部に多い)*CE2011,*2011
- ○ 車体側面クラッペ廃止完了*2015,*PT4-3,*2008,*NS2015,*,*
- ○ 車体乗員用ハッチ周囲の跳弾板簡略化(Krupp)*PT4-3,*NS2009
- └VomagとNieblungenの変更月は不明*NS2009
- ○ 新型溶接バンプストップ*2013,*,*,*PT4-3,*2014,*2013,*,*
- ├特定工場では数ヶ月前から?*2013
- └Nibelungenは100両記念頃から変更*CE2016
- ◇ メーベルワーゲン(2cm Flakvierling38搭載)試作*
-
- ├1943年2月にKrupp初期提案*
- └威力不足で量産化見送り(1943年12月)*
1943年10月
├14.Pz.Div.(21.Pz.Div.)= 21(Stab+2Kp.=49)
├25.Pz.Div.= 40(1 Abt.=93)
├6.Pz.Div.= 5
├11.Pz.Div.= 5
├9.Pz.Div.= 5
├G.D.= 10
├23.Pz.Div.= 10
├T.Pz.Div.= 5
├4.Pz.Div.= 10
├5.Pz.Div.= 29
├SS(9.)Pz.Div.Hohenstauffen= 8
├SS(10.)Pz.Div.Frundsberg= 8
├SS(12.)Pz.Div.H.J.= 8
├SS Pz.Div.L.A.H.= 29
├ Res.Pz.Div.233= 6
├LVIII.Res.Pz.Kps.= 10
├8.Pz.Div.= 5
├17.Pz.Div.= 10
├2.Pz.Div.= 5
└Spain= 8
- ○ 上部転輪をゴム縁付から全金属製に*,*,*2013,*,*,*PT4-3,*2014,*2008,*2018,*,*,*,*
- ├Nibelungenはバンプストップとハブキャップを変更後に導入*CE2016
- └Krupp(Vomag)はまず全金属製上部転輪を導入*CE2015
- ○ 鋳造製誘導輪(Nibelungenのみ)*,*2013,*,*PT4-3,*2008,*2017,*,*,*CE2016,*,*
- ├全量が置き換えられたわけではない*2016,*
- └J型生産途中から再びパイプ溶接型に(44年11月まで)*2017,*CE2016,*2012,*2004,PT4-3
- ○ スコップ向き逆転(導入時期不明)*2016PT4-3
- ○ 車体後部冷却液交換口の蓋が角形に*2016,*HLD2016
- ○ 車体乗員ハッチ前方に棒状ハッチストッパー(10月-11月)*CE2015
- △ シュルツェンII型装着開始*,*2013,*2021,*,*VU2021,*
- ○ 冷却水加温装置(Kühlwasserheizgerät)蓋が円形にPT4-3
- ✕
機関室背面に予備履帯3枚(1943年5月から)*HLD2016
1943年11月
├SS(9.)Pz.Div.Hohenstaufen= 19
├SS(12.)Pz.Div.HJ= 26
├Pz.Gren.Div.Feldherrnhalle= 49
├16.Pz.Div.= 98(2両修理再生)
├7.Pz.Div.= 20
├8.Pz.Div.= 20
├5.Pz.Div.= 5
├24.Pz.Div.= 5
├14.Pz.Div.= 5
├23.Pz.Div.= 5
├13.Pz.Div.= 10
├4.Pz.Div.= 10
├G.D.Pz.Div.= 5
├R.Pz.Div.= 10
├T.Pz.Div.= 5
└Rumania= 4
- ○ シュルツェンステー第1フックのカット*2016PT4-3,*PT4-3
- ├△ 1944年2月まで(?)PT4-3
- └半円形のバリエーション
- ○ 車体第1シュルツェン前部の切り欠き開始(Nibelungen)*2016PT4-3,*,*
- └切り欠き廃止は2月-3月*2016PT4-3,*
- ✕
フェンダーに予備履帯3枚*PT4-3
1943年12月
├SS(9.)Pz.Div.Hohenstaufen= 22(93両充足)
├SS.(10.)Pz.Div.Frundsberg= 41(93両充足)
├SS.(12.)Pz.Div.H.J.= 26(63両充足)
├21.Pz.Div.= 4(57両充足)
├Bulgaria= 15
├Rumania= 24
├7.Pz.Div.= 50
├3.Pz.Div.= 20
├6.Pz.Div.= 20
├4.Pz.Div.= 20
├20.Pz.Div.= 20
├Feldherrenhalle= 5(Rgts.Stab)
├273.Res.Div= 20(14両修理再生)
├179.Res.Pz.Div.= 9
├155.Res.Pz.Div.= 8
├ 233.Res.Pz.Div.= 16
├Pz.Lehr-Rgt.= 9
└Inspekteur(f.Srz.Heer)= 16(12両修理再生L43)
- ○ 車体装甲の組み継ぎ開始*2013,*,*PT4-3,*CE2018,*2018,*NS2012,*2009,*2009,*2018,*,*,*2005
- ├組み継ぎ車体であれば機関室下端削ぎ上げ無し*TC2013,*NS2012,*TC2009,*NS2009
- └1942年3月3日、Krupp製車体で対弾試験(3.7cm,5cm徹甲弾)*
- └強度の向上が目的ではなく、生産性の向上が目的
- △ ツィンメリットコーティング塗布指示(◎AHA/In 6, 29.12.1943)*,*,*2009,*2002,*2008
- └12月29日のOKH命令で3号戦車、4号戦車(100kg)、パンター(160kg)、ティーガー(200kg)、突撃砲(70kg)、ヘッツァー、ホルニッセに塗布*2009
-
- ├原材料は硫酸バリウム40%、ポリ酢酸ビニル25%、黄土色顔料15%、おがくず10%、硫化亜鉛10%*2002
- ├12月29日のOKH命令での塗布範囲は装甲スカート下の表面を含む車体と上部構造の全ての表面*2002
- ├ただしサイドスカート、砲塔、エンジン部品、灯火類、工具類、履帯は除く*2002
- ├塗布後、4時間放置して乾燥、その後トーチで硬化させた後でスパチュラを使用して表面にパターンを刻む*2002
- ├基本的に戦車以外には塗布されず、自走砲等の最前線で使用されない車両にも塗布されず(例外としてSdkfz.251D)*2002
- ├副次的に車体の輪郭線の不明瞭化、反射の減少による隠蔽効果があった*2002
- └いわゆる「現地施工」に関しては"field"の定義に注意が必要
- 同様のパターンが別戦線、別部隊で見られる(例:Kruppのテストパターン)*2009,*2009
- └ドイツは本国以外の衛星国、占領国の工場も"field maintenance"と定義し、Zimmer社からそれらの工場にドラム缶で出荷された資料が存在する*2007
- ◇ 16,17日クルップ社で4号突撃砲生産車完成*,*2012
- ◦ 突撃砲において滑り止めシェブロン付き履板採用AP56,*
1944年1月
├SS Pz.Div.H.J.= 30(93両充足)
├2.Pz.Div.= 45
├21.Pz.Div.= 21(78両充足)
├1.Pz.Div.= 28
├7.Pz.Div.= 20
├SS LAH= 20
├6.Pz.Div.= 12
├17.Pz.Div.= 30
├26.Pz.Div.= 12
├H.G.= 13
├Rumania= 19
├20.Pz.Div.= 13(修理再生)
├SS Pz.Div.Wiking= 27
└Pz.Lehr-Div.= 30
- ○ 近接防御兵器装備準備孔(閉塞)*CE2004,*2013,*,*
- ○ 近接防御兵器装備に伴う砲塔シュルツェン架の形状変更*2015,*TC2015
- ├1943年9月-10月Krupp車で例あり*
- └全ての車両で導入された訳ではない*2018
- △ 車体装甲の組み継ぎ開始*PT4-3-26
- ├Nibelungenは導入が遅れる*NR2015
- └1942年3月3日、Krupp製車体で対弾試験(3.7cm,5cm徹甲弾)*
- △ 機関室下端削ぎ上げ廃止*PT4-3-26
- └Nibelungenは導入が遅れる*NR2015
- ◇ クルップの生産が4号突撃砲に移行*,*2018,*
- ◦ ドイツ軍砲兵長官による実験結果に基づいたコンクリート増加装甲の禁止令*2019
- ◦ 21日時点
├26.Pz.Div.=80
├"Hermann Göring"=27
├15.Pz.Gr.Div.=22
├90.Pz.Gr.Div.=26
└2.Sicherungseinsatz.Kp.=5
1944年2月
├3.Pz.Div.= 20
├6.Pz.Div.= 20
├Nachschub Ost= 20
├15.Pz.Gr.Div.= 15
├2.Pz.Div.= 53(98両充足)
├Pz.Lehr-Div.= 68(98両充足)
├5.Pz.Div.= 7(修理再生)
├21.Pz.Div.= 20(98両充足)
├Rumania= 2
├Nachschub Italien= 15
├G.D.= 17
├7.Pz.Div.= 15
├8.Pz.Div.= 10
└4.Pz.Div.= 13
- ○ 右側面エアフィルターを廃止*,*2013,*,*,*,*2013,*2002,*2012,*HLD2012,*2009,*2016
- └特定工場ではそれ以前から廃止(秋頃?/組み継ぎ導入頃?)*2013/*2012,*NS2012,*TC2015
- ○ 生産終了*,*,*
- △ 近接防御兵器装備準備孔(閉塞)PT4-3
1944年3月
├7.Pz.Div.= 25
├8.Pz.Div.= 35
├SS Pz.Div."Reich"= 50
├179.Res.Pz.Div.= 57(78両充足)
├Rumania= 15
├155.Res.Pz.Div.= 40
├Pz.Div."H.Göring"= 20
├SS "W"= 22
├5.Pz.Div.= 34
├25.Pz.Div.= 10
├23.Pz.Div.= 7
├3.Pz.Div.= 14
├G.D.= 3
├Rembertow= 3(修理再生L43)
├4.Pz.Div.= 10(修理再生L48)
└SS "Hohenstaufen"= 5
- △ 右側面エアフィルターを廃止*
- ◇ メーベルワーゲン(3.7cm FlaK43/1搭載)量産開始(1945年3月まで240輌)*
-
- ├戦闘室上部が約250mm低く*
- ├生産型第20号車まで側面の装甲板が12mm厚軟鋼板の2枚重ね
- ├次の25両分は10mm厚装甲板の2枚重ね
- ├以降は25mm厚の1枚装甲板
- └車台はKrupp製
1944年7月
- △ 生産終了*,*,*
- └元H型第3ロット車台のJ型生産終了(?)*2010
-
-
1944年12月
- ○ 既存車に強化型牽引具装着*
1945年1月
- ○ 既存車に水平旋回式車長ハッチをレトロフィット*
-
-
導入時期不明
- ◦ マズルブレーキ形状の変更*
- ◦ ボッシュライトが左側のみに(5-6月頃)*
- ◦ 砲塔スプラッシュガードの形状変更(1943年秋頃?)*,*2015
- ◦ 右側面エアフィルター廃止に伴う車体シュルツェン支持架の形状変更*2012
- ◦ 肉抜き無しの履帯センターガイド(1943年春頃?)*NS2010
- ◦ 主砲照準孔上部に雨樋追加*TC2008
- └ツィンメリット導入後?(9-10月頃?)
- ├Krupp:シュルツェンI型/ツィンメリットコーティング無し/S型フック/雨樋有り、9月生産車(Fgst.Nr.84611)雨樋有り
- ├Vomag:シュルツェンII型/ツィンメリットコーティング有り/雨樋未導入
- └Nibelungen:初期ツィンメリットパターン/雨樋無し、9月生産車(Fgst.Nr.86803)雨樋有り
|
10/BW
86394 - 86573 , 89541 -92510(約2970両Nibelungen,約180両Vomag,内Nibelungen製172両はブルムベア) *, *, *, *
(Nibelungen:89531 - 90600,91300 - 93200,110001 - 11.0272(93251 - 93540は対空戦車),Vomag:86394 - 86573) *
(Nibelungen:89531 - 90600 , 91300 - 93250 , 11001 - 110415,Vomag:86394 - 86573) *2020, *
1944年2月
├3.Pz.Div.= 20
├6.Pz.Div.= 20
├Nachschub Ost= 20
├15.Pz.Gr.Div.= 15
├2.Pz.Div.= 53(98両充足)
├Pz.Lehr-Div.= 68(98両充足)
├5.Pz.Div.= 7(修理再生)
├21.Pz.Div.= 20(98両充足)
├Rumania= 2
├Nachschub Italien= 15
├G.D.= 17
├7.Pz.Div.= 15
├8.Pz.Div.= 10
└4.Pz.Div.= 13
- ○ 生産開始*,*,*,*,*2018,*2016,*
- 車体右側面エアフィルターを廃止*CE2004,*,*PT4-3,*2012,*HLD2012,*,*
- 砲塔旋回用補助エンジン・マフラー廃止*CE2004,*2018,*,*,*,*,*,*
└G型手動旋回ハンドル190回転、補助有り131回転*2019
- H型シャーシがJ型として再指定され砲塔旋回用補助エンジン取り外し*2016,*2010
└H型第3ロット車台(5月/6月頃に生産終了?)*2010,*2020
1944年3月
├7.Pz.Div.= 25
├8.Pz.Div.= 35
├SS Pz.Div."Reich"= 50
├179.Res.Pz.Div.= 57(78両充足)
├Rumania= 15
├155.Res.Pz.Div.= 40
├Pz.Div."H.Göring"= 20
├SS "W"= 22
├5.Pz.Div.= 34
├25.Pz.Div.= 10
├23.Pz.Div.= 7
├3.Pz.Div.= 14
├G.D.= 3
├Rembertow= 3(修理再生L43)
├4.Pz.Div.= 10(修理再生L48)
└SS "Hohenstaufen"= 5
- ○ マズルブレーキ後方フランジが丸いタイプ導入*
- └Vomagは1943年7月から*
- ○ 車体第1シュルツェン前部の切り欠き廃止(2月-3月)*2016PT4-3,*,*
- ◇ 指揮戦車型の生産開始(9月まで、17両はJ型から新造、88両は再生改造)*,*,*,*,*
-
- ├Fu5とFu7無線機(空軍向け)を装備した場合Sd.Kfz.268*
- ├もしくはFu8(地上通信用)装備の場合はSd.Kfz.267*
- ├装填手が追加された無線を操作*
- ├9月生産車は旧来型キューポラハッチ*2017
- └8月-9月に17両新造*2012,*2020,*
- ◇ メーベルワーゲン(3.7cm FlaK43/1搭載)量産開始(1945年3月まで240輌)*
-
- ├戦闘室上部が約250mm低く*
- ├生産型第20号車まで側面の装甲板が12mm厚軟鋼板の2枚重ね
- ├次の25両分は10mm厚装甲板の2枚重ね
- ├以降は25mm厚の1枚装甲板
- ├車台はKrupp製
- ├生産計画:8月30両/9月30両/10月20両/11月15両で終了*
- └実生産数:3月20両/4月20両/5月15両/6月34両/7月31両/8月30両/9月24両/10月14両/11月10両/12月7両/1月5両/2月18両/3月12両*
1944年4月
├4.Pz.Div.= 17
├7.Pz.Div.= 17
├17.Pz.Div.= 17
├3.Pz.Div.= 17
├24.Pz.Div.= 17
├Gr.Dtschl.= 17
├155.Res.Pz.Div.= 18(78両充足)
├273.Res.Pz.Div.= 54(78両充足)
├Rumania= 15
├ H.Göring= 34(78両充足)
├Nachschub Italien= 11
├1.Pz.Div.= 34
├16.Pz.Div.= 34
├L.A.H.=24
├Artl.Beob.-Wagen= 10
└Ersatzheer= 11(修理再生)
- ◇ △ 指揮戦車型の生産開始*2016
- □ ◎24日、装甲部隊以外の装甲車輌の戦術記号に関する通達(Bb.Nr.4949/44)*
1944年5月
├SS Pz.Pz.Div."L.A.H."= 11
├21.Pz.Div.= 14
├116.Pz.Div.= 10
├13.Pz.Div.= 17
├14.Pz.Div.= 17
├7.Pz.Div.= 17
├17.Pz.Div.= 17
├12.Pz.Div.= 23
├20.Pz.Div.= 27
├Feldherrnhalle= 25
├Rumani= 15
├Spain.= 5
├26.Pz.Div.= 20
├15.Pz.Gr.Div.= 10
├Artl.Beob.-Wg.= 22
└Rgts.Stb.35(4.Pz.Div.)= 5
- ○ 砲塔・ハッチ視察孔溶接閉鎖*CE2004,*
- ○ オストケッテン導入開始(幅560mm)*CE2004,*2006,*,*
- △ 機関室上面ラジエターカバーに把手追加*CE2004,*2016
- △ 砲塔側面ハッチの視察孔廃止*CE2004,*2017,*2013,*,*2005,*2018,*NS2009,*
- └視察孔有り無しハッチの混用例*2020
- △ 機関室上面の冷却水注入口が角型に*2017,*,*,*2016
- ◇ ヴィルベルヴィント試作車完成*
-
- ├1943年12月開発開始
- ├1944年7月に最初の17両完成
- ├1944年11月、45口径3cm4連装対空機関砲Flakvierling103/38搭載の試作車完成
- ├1945年3月まで、122両完成(修理後送車両からの改造)
- └8月22両/9月30両/10月10両/11月30両/12月8両/1月3両/2月2両(105両)*
- ◦ 31日
Heeresgruppe Süd Ukraine
├13.Pz.Div. [ 3.Pz.Rgt.=3(2) ]
├3.Pz.Div. [ 6.Pz.Rgt.=19(12) ] +17(30.Jun.)
├23.Pz.Div. [ 201.Pz.Rgt.=10(10) ] (Jun.1944)
├24.Pz.Div. [ 24.Pz.Rgt.=40(36)) ]
├3.SS.Pz.Div."Totenkopf" [ 3.SS.Pz.Rgt.=28(23) ]
├14.Pz.Div. [ 36.Pz.Rgt.=35(1) ]
├17.Pz.Div. [ 39.Pz.Rgt.=36(28) ] +1(30.Jun)
└Pz.Gr.Div."Großdeutschland" [ =14(8) ]
Heeresgruppe Nord Ukraine
├7.Pz.Div. [ 25.Pz.Rgt.=47(34) ]
├1.Pz.Div. [ 1.Pz.Rgt.=34(33) ]
├8.Pz.Div. [ 10.Pz.Rgt.=11(10) ]
├4.Pz.Div. [ I.Pz.Abt/35.Pz.Rgt.=70(68) ] +10(30.Jun.)
├5.Pz.Div. [ 31.Pz.Rgt.=59(57) ]
├5.SS.Pz.Div."Wiking" [ 5.SS.Pz.Rgt.=27(27) ] +20(30.Jun.)
└16.Pz.Div. [ 2.Pz.Rgt.=48(43) ]
Heeresgruppe Mitte
├20.Pz.Div. [ 21.Pz.Rgt.=56(49) ] +27(30.Jun.)
└Pz.Gr.Div."Feldherrnhalle" [ =17(8) ] +25(30.Jun)
Heeresgruppe Nord
└12.Pz.Div. [ 29.Pz.Rgt.=49(35) ] +23(30.Jun)
合計603 (要修理484) +123(30.Jun.)
1944年6月
├SS "L.A.H."= 52(98両充足)
├SS "Reich"= 24(78両充足)
├4.Pz.Div.= 3(78両充足)
├5.Pz.Div.= 20(78両充足)
├3.Pz.Div.= 17
├13.Pz.Div.= 17
├14.Pz.Div.= 17
├6.Pz.Div.= 40
├19.Pz.Div.= 40
├25.Pz.Div.= 12(修理再生)
├Rumania= 15
├Spain= 5
├Art.Beob.-Wg.= 15
├21.Pz.Div.= 17
├Pz.Lehr-Div.= 11
├12.SS Pz.Div.= 17
└Ersatzheer(8両L43)
- ○ 砲塔上面にピルツェン追加*CE2004,*2013,*,*2017,*2006,*,*
- ○ 機関室上面の冷却水注入口が角型に*CE2004,*VU2018,*PT4-3,*2017,*
- ○ 機関室上面ラジエターカバーに把手追加*PT4-3
- ○ 牽引用Cフック2つからSフック1つへ変更(未実施)*2017,*2013,*,*PT4-3,*
- △ 砲塔側面ハッチの視察孔廃止*2016PT4-3
- └視察孔有り無しハッチの混用例
- △ 転輪形状小変更*
- △ 近接防御兵器(Nahverteidungswaffe)追加*
- △ 砲塔ベンチレーターカバーの大型化(装甲強化)*
- ◇ Vomagの生産が4号駆逐戦車のみに移行、以降の生産はNibelungenのみに*2017,*2018,*
- ├VomagのJ型生産数は3月に60両、4月に40両、5月に28両
- └4号駆逐戦車の生産は1月から開始*
- ◦ 6日、ノルマンディ上陸作戦*
-
├2.Pz.Div. [ 3.Pz.Rgt.=98 ]
├9.Pz.Div. [ 33.Pz.Rgt.=78 ]
├11.Pz.Div. [ 15.Pz.Rgt.=89 ]
├21.Pz.Div. [ 22.Pz.Rgt.=21+96 ] (21=ausf.B/C)
├116.Pz.Div. [ 16.Pz.Rgt.=73 ]
├Pz.Lehr.Div. [ 130.Pz.Lehr.Rgt.=98 ]
├1.SS.Div. "LSSAH" [ 1.SS.Pz.Rgt.=45 ]
├2.SS.Div. "Das Reich" [ 2.SS.Pz.Rgt.=54 ]
├9.SS.Div. "Hohenstaufen" [ 9.Pz.Rgt.=46 ]
├10.SS.Div. "Frundsberg" [ 10.SS.Pz.Rgt.=39 ]
├12.SS.Div. "Hitlerjugend" [ 12.SS.Pz.Rgt.=98 ]
╿15.Pz.Gr.Div. [ 115.Pz.Abt.=36 ] (Aug.)
├111.Pz.Brig. [ 2111.Pz.Abt.=2 ] (Sep.)
├112.Pz.Brig. [ 2112.Pz.Abt.=46 ] (Sep.)
└113.Pz.Brig. [ 2113.Pz.Abt.=45 ] (Sep.)
1944年7月
├6.Pz.Div.= 38(78両充足)
├19.Pz.Div.= 38
├4.Pz.Div.= 17
├5.Pz.Div.= 17
├SS "T"= 17
├17.Pz.Div.= 17
├12.Pz.Div.= 27
├Pz.Div."H.G."= 40
├29.Pz.Gr.Div.= 23
├26.Pz.Div.= 11
├Pz.Lehr-Div.= 12
├21.Pz.Div.= 10
├SS "H.J."= 12
├Führ.Gren.Brig.= 7
├Art.Beob.-Wg.= 13
├Ersatzheer= 2
└Pz.Ers.Abt.Sagan= 6
- ○ 車体上面装甲の16mmへの増厚*CE2004,*,*2013,*,*,*,*2006
- ○ 砲塔ベンチレーターカバーの大型化(装甲強化)*CE2004,*2017,*,*2013,*,*,*2018,*2011,*
- ├導入に数ヶ月掛かる*2011
- └跳弾・破片対策(?)*2020
- ○ 前面装甲が表面硬化処理装甲から均質鋼に変更*,*,*,*
- ○ Fgst.Nr.91949(#91501)より補助発電機跡へ200リットル燃料タンクの増設*CE2004,*,*2013,*,*,*,*,*
- └燃料漏れの欠陥ですぐ廃止
- ○ 誘導輪調節工具が予備転輪ラック側面に*,*TC2010
- └1944年7-8月頃*VU2019
- △ 砲塔後部シュルツェンにメッシュトレイ装備*TC2004,*2004,*,*CE2010,*
-
- △ 砲塔上面にピルツェン追加*
- ✕ 主砲照準孔上部に雨樋追加*TC2008
- └ツィンメリット導入後?(9-10月頃?)
-
- ◇ 4号観測戦車の生産開始(45年3月まで、90両or133両)*,*,*,*2012,*
-
- ├キューポラ位置が70mm前進*TC2016,*VU2021
- ├フンメル・ヴェスペ砲兵中隊に2両配備(後に1両に)*2012
- ├3号突撃砲G型と同型のキューポラを装備
- ├SF14Z観測鏡をキューポラに装備
- ├T.S.R.1型ペリスコープをキューポラ左前方に装備
- ├砲兵観測用に磁気コンパス(Orterkompass)と作図テーブル(Nachdreheinrichtung)を装備
- ├FuG-8(機関室後部右側にスターアンテナ)、 FuG-4(近接防御兵器の位置)、Fu.Spr.f(通常位置)の無線機3台搭載
- ├戦闘室左後部にGG400補助動力装置を装備*
- ├同軸機銃を廃止した空間に無線機と作図装備を設置
- └主砲弾を87発から77発に減少
- ◇ オストヴィント試作車完成*
-
- ├1944年3月開発開始※
- ├1944年9月、100両分の装甲材料を発注※
- ├1945年1月に3.7cm Flakzwilling43搭載のオストヴィントII試作車完成※
- ├1945年3月までに43両(4号車台36両+クーゲルブリッツ車台7両)が完成※
- ├砲塔はDeutschen Röhrenwerken Mülheim Ruhrが製造※2020,※
- ├国防軍のOstbau Werke Saganで再生車体を利用して組み立て(22両)※2020,※
- ├Deutsche Eisenwerke A.G. Werk Stahlindustrie DuisburgでKrupp供給車体で組み立て(7両完成)※,※
- ├車台の納入は1944年後半から1045年初めに掛けて※TC2012
- ├クーゲルブリッツ共通車体とJ型車体(36-40両生産)の2種類あり※
- ├J型車体の砲塔基部は前方下部に張り出しあり※
- ├ツィンメリット、G型起動輪、栓止めされた車体右側面無線基部のG型車体流用車あり※2019
- └戦闘室前部の再設計は必須ではなかった※NR2019
- ├生産計画9月28両/10月27両/11月10両※
- └実生産数:12月15両/1月13両/2月7両/3月8両(43両)※
- ◦ Krupp生産簡略型砲塔提案、却下*2012,*,*
1944年8月
├7.Pz.Div.= 17
├17.Pz.Div.= 17
├1.Pz.Div.= 17
├12.Pz.Div.= 17
├15.Pz.Gr.Div.= 14
├SS "L.A.H."= 17
├Pz.E.u.A.A.WKr.V= 13
├Pz.E.u.A.A.WKr.VI= 13
├Pz.E.u.A.A.WKr.XII= 13
├Hungary= 20
├Finnland= 20
├Art.Beob.-Wg.= 25
├3.Pz.Div.= 17
├8.Pz.Div.= 37
├25.Pz.Div.= 2
├Ers.Abt.Sagan= 3(9両充足)
├Rumania= 15
└Ersatzheer= 2(L43)
- ○ 機関室背面予備履帯廃止(7月〜8月)*CE2004,*
- ○ 車体右側面に予備履帯6枚*PT4-3,*2017,*VU2019,*2021
- └旧型車に取り付けた例
- ○ 筒状排気管(Flammentoter)装備開始*CE2004,*2017,*2013,*,*,*PT4-3,*TC2009,*,*
-
- ○ 燃料注入口ハッチのヒンジ簡易化・ハッチ蓋ボルト位置移動*PT4-3,*2017,*
- └機関室背面排気ファン動力切り替えコック蓋は恐らく従来型のまま
- ○ サスペンション基部のボルト数減(上部2個)*2004,*PT4-3,*CE2013,*VU2014,*
- ○ 砲手用クラッペ溶接止め*2004
- ○ 右フェンダー上に予備アンテナロッド*PT4-3
- △ 機関室背面にフック3箇所追加(7月〜8月)*CE2004,*
- └予備履帯架(10枚)*
- △ 機関室背面左側牽引ケーブル用ブラケットが左端に移動*2016PT4-3
- └Vomag(?)はH型生産途中から(?)*NR2016,*CE2016
- △ 砲塔後部シュルツェンにメッシュトレイ装備*TC2004,*2004,*,*CE2010
-
- △ 簡易溶接型上部転輪基部*2019
- ◇ Nibelungenで4号戦車/70(A)の生産開始*2019,*,*2019
- □ 19日、工場で3色迷彩(RAL7028/RAL6003/RAL8017)を施す通達(アンブッシュ迷彩)*2017,CE2004,*,*2018,*2015,*2019,*,*2019
- └アンブッシュ迷彩の実施は9月〜10月のみ*
- □ 敵の照準点として利用されるのを防ぐために黒十字の縁を白から赤に変更する通達(◎Gen.Insp.d.Pz.Tr. on 18.08.1944)*2018,*CE2018,*2008,*,*HLD2022
-
- ◦ 21,22日、Nibelungen工場が爆撃被災*
1944年9月
├ Pz.Brig.111= 29
├Pz.Brig.112= 29
├Pz.Brig.113= 29
├26.Pz.Div.= 34
├24.Pz.Div.= 17
├17.Pz.Div.= 17
├SS Wiking= 17
├3.Pz.Div.= 17
├6.Pz.Div.= 17
├Führ.Begl.Brig.= 17
├Art.Beob.-Wg.= 25
├Hungary= 10
├Sagan= 2
├SS-Ersatz= 3
└1.Pz.Div.= 17
- ○ 改良された補助燃料タンクの標準装備(#91949から)*,*2013,*,*,*,*,*,*
- ○ トーマシールド"Drathgeflechtschuerzen"生産開始(Fahrgestell Nr.92301)*HLD2018,*CE2004,*2017,*,*2013,*,*,*,*2013,*PT4-3,*HLD2018,*2015,*2018,*,*
-
- ○ ツィンメリットコーティング廃止(9月9日指令)*CE2004,*2017,*2013,*,*,*,*CE2004,*2008,*,*2016,*2009,*2002,*2008,*2009,*,*,*
-
- ○ 機関室背面左側牽引ケーブル用ブラケットが左端に移動*2016,*PT4-3,*NR2021
- └Vomag(?)はH型生産途中から(?)*NR2016,*CE2016
- ○ 機関室背面にフック3箇所追加(7月〜8月)*2016PT4-3,*PT4-3
- △ 筒状排気管装備開始*,*,*2018,*VU2021
- △ 鋳造製誘導輪(導入率50%程度)
- △ 簡易型車体釣り下げフック*VU2020,*2016
- △ 簡易溶接型上部転輪基部*PT4-3
- △ 上部転輪3個に減少*VU2020,*VU2021
- □ 光と影迷彩"Licht & Schatten Tarnung"(アンブッシュ迷彩/Verzerrtarnung)施行(9月〜10月のみ/10月〜11月?)*,*2017,*2015,*VU2020,*2016
- └砲塔・シュルツェン内側も迷彩塗装
- ◦ 予備履帯・コンクリート追加装甲禁止令(Nachrichtenblatt der Panzertruppen)*2019
1944年10月
├1.Pz.Div.= 10
├20.Pz.Div.= 35(45両充足)
├SS Pz.Div.LAH= 34
├SS Pz.Div.HJ= 34
├Pz.Lehr-Div.= 34
├26.Pz.Div.= 10
├29.Pz.Div.= 7
├5.Pz.Div.= 17
├23.Pz.Div.= 17
├17.Pz.Div.= 34
├Art.Beob.-Wg.= 25
├Ersatzheer= 1(修理再生L43)
├3.Pz.Div.= 17
└25.Pz.Div.= 17
- ○ 車長用ハッチが水平旋回式へ(Fahrgestell Nr.92447)*HLD2018,*CE2004,*2017,*,*2013,*,*2017,*TC2012,*,PT4-3
- ○ 近接防御兵器(Nahverteidungswaffe)追加*CE2004,*,*,*2011,*,*2004
- ○ 車体側面一体型牽引用フック*CE2004,*2017,*,*PT4-3,*2017,*TC2012,*
- └100%置き換えられた訳ではないPT4-3
- ○ 砲塔正面砲手用クラッペ廃止*CE2013,*VU2020
- └3,4ヶ月は混在*VU2020
- ○ 磁気コンパス(Orterkompass)取り付け架装備*2012,*2009,*,*2020,PT4-3
- ├幅125mm、長さ200mm*
- └パンターでは1944年9月のFgst.Nr.121081が最初(改造?)*
- △ ベンチレーターカバーの切り欠き(近接防御兵器との干渉防止)*CE2004,*2017,*,*,*NS2011,*
- △ 簡易溶接型上部転輪基部(〜12月)*NS2011,*,*TC2019
- └工場爆撃による部品不足、生産混乱による一時的代替措置*TC2013,*2011
- └車体吊り下げフック、パイプ溶接型誘導輪等も(爆撃による鋳造品不足の影響?)*2017,*2012
- △ 上部転輪3個に減少*CE2004,*2017,*,*2015,*2013,*,*PT4-3,*,*VU2012,*2018,*2018,*TC2012,*TC2011,*2013,*,*TC2020
- └10月説(工場爆撃後10月17日撮影)*2020,*
- △ 砲塔・車体上面装甲の16mmへの増厚*PT4-3,*
- △ キューポラハッチが水平近くまで開く(10月のみ)*
- △ 毒ガス検知パネルブラケット(Lost Erkennungstafeln)*2020,*2004
- └5.Pz.Div.に納入されたのは10月24日が最後*2020
- □ 31日、RAL7028ドゥンケルゲルプ下塗りの中止*2017,*2016,*2016,*2015,*2008,*,*2016,*
-
- ├フランスとイタリアの失陥に伴う黄土原鉱・顔料不足による*,*,*,*2015
- ├車体全体にドゥンケルゲルプを塗装するのではなく、迷彩の該当箇所のみに塗装することで塗料節約*,*,*2015,*2015,*2008
- ├RAL7028ドゥンケルゲルプを全体の50%、RAL8017ロートブラウンとRAL6003オリーフグリュンを25%ずつレッドプライマーの上に直接塗装*2015
- ├必要な場合はドゥンケルゲルプの下地にグレーを塗装*2019
- └レッドプライマーを迷彩代用にしたというのは誤り*2015,*2019,*2019*2019,*2019,*2019,*2019,*2019,*2018,*2008,*2008
- └T.Jentz氏は講演で"sparsam"の誤読による誤解であったと言及*2020,*2008,*2008
- □ 31日、戦車内部の塗装を中止する命令*2018,*2008
- ◇ 26日、戦車回収車の生産開始(12月までに13両/36両or45年3月までに21両/36両生産)*,*,*,*2014,*2021,*HLD2021
-
- ◦ 16日(17日) Nibelungen工場爆撃被災*2012,*,*,*
- └鋳造製誘導輪の供給途絶*2000
1944年11月
├SS "Reich"= 30
├9.SS Pz.Div.= 30
├2.Pz.Div.= 28
├116.Pz.Div.= 14
├21.Pz.Div.= 10
├9.Pz.Div.= 28
├10.SS Pz.Div.= 34
├11.Pz.Div.= 15
├II./G.D.= 7
├II./2= 6
├Führ.Begl.Brig.= 3
├Hungary= 10
└Art.Beob.-Wg.= 20
- ○ 溶接型車体乗員用ハッチヒンジ*PT4-3,*
- ○ 水平旋回式車長用ハッチが全車に装備*CE2004,*HLD2019
- ○ 砲塔正面砲手用クラッペ廃止(当初は溶接閉鎖)*2019,PT4-3,*
- ○ バッテリーヒーター導入*
- △ ベンチレーターカバーの切り欠き(近接防御兵器との干渉防止)PT4-3
- △ 履帯ピン押し戻し用板装備*CE2004,*,*2004
- ├IV号戦車/70(A) (ソミュール戦車博物館)*VU2021
- └Vomag(Krupp)ではG型から試験装備(?)*VU2021
- △ 簡易型車体釣り下げフック*CE2004,*2004
- ├8月-9月に試験的に採用?*2016
- └再度従来型フックに置き換え(爆撃による鋳造品不足の影響?)*2017,,*VU2021
- △ 毒ガス検知パネルブラケット(Lost Erkennungstafeln)<*2020
- └パネルの大きさ10✕12cm、グレーグリーンから赤に変化*2000
- □ RAL6003 Olive Greenを基本塗装とする通達(29日)*2018,*,*
- └1945年3月より効力を発する*2018
- ◦ KruppがパンターF型用Schmalturm搭載を提案、車体への過負荷で却下*
- ◦ 17日、Kruppが8.8cm Pak43/3 L71搭載駆逐戦車を提案*
1944年12月
├11.Pz.Div.= 30
├116.Pz.Div.= 5
├Pz.Lehr-Div.= 10
├21.Pz.Div.= 2
├Pz.Abt.208= 31
├7.Pz.Div.= 17
├H.-Gr.Süd= 7(修理再生)
├Hungary= 10
└Art.Beob.-Wg.= 25
- ○ 上部転輪3個に減少*CE2004,*2017,*,*2015,*2013,*,*PT4-3,*,*VU2012,*2018,*2018,*TC2012,*TC2011,*2013,*,*TC2020,*,*2021,*
-
- ○ 強化型牽引具溶接*CE2004,*,*2017,*,*PT4-3,*2017,*
- ○ 水平旋回式車長ハッチをレトロフィット開始
- ○ 上部転輪デザイン変更(リム無し?)CE2005
- △ 車体側面一体型牽引用フック*2018,*
- △ 簡易型車体釣り下げフック*CE2004,*PT4-3,*2000,*
- ├8月-9月に試験的に採用?*2016,*2021
- └全量を置き換えた訳ではない*2021
- □ △ RAL6003 Olive Greenを基本塗装とする通達(12月20日)*2017,*,*2011,*2019,*2008,*2015,*2016
-
- ├1945年6月までは完全に効力を発しない*
- ├主要部品はRAL6003に塗装してから納入するよう指示*2015
- ├△ 部隊に塗装指示に則らずに出荷された装備を再塗装するよう指示*2015
- ├末期に見られる明るいグリーンの迷彩色はRLM62/82の可能性*
- ├当初RAL6003 olivgrünはRLM80 olivgrünと同一色だった(H.M.1943,Nr.181/H.M.1943,Nr.322)※2019,※2019,※2019
- ├後の書類においてRAL6003 grünはRLM62 grünと同一色とされる※2019,※2019,※2019,※2019,※
- ├1944年7月にRLM62はRLM82として再導入される※2019,※2010,※2009
- └RLMはRLM81,82のカラーチャートの配信は不可能であり、塗料の色合いの受け入れ検査は行わないとした※2019,※2014,※,※
- └RAL6011 Resedagrünが公式に塗装された証拠となる書類は存在しない*NR2019,*HLD2019,*2019
- └RAL 6011はドイツ国営鉄道の新しい機関車用迷彩塗装用途で1945年2月にRAL 840Rに登録された*2022,*2019
- ◦ 16日、アルデンヌの戦い*,*
├2.Pz.Div. [ 3.Pz.Rgt.=28 ]
├9.Pz.Div. [ 33.Pz.Rgt.=28 ]
├11.Pz.Div. [ 15.Pz.Rgt.=31 ]
├21.Pz.Div. [ 22.Pz.Rgt.=34 ]
├116.Pz.Div. [ 16.Pz.Rgt.=21+5 ]
├Pz.Lehr.Div. [ 130.Pz.Lehr.Rgt.=27+10 ]
├15.Pz.Gr.Div. [ 115.Pz.Abt.=14 ]
├106.Pz.Brig. [ 2106.Pz.Abt.=2 ]
├103.Pz.Brig. [ 2.Pz.Rgt.=6 ]
├FührerBegleitBrigade [ 2.Pz.Abt."Großdeutschland"=17 ]
├FührerGrenadierBrigade [ =7 ]
├1.SS.Pz.Div."LSSAH" [ 1.SS.Pz.Rgt.=37 ]
├2.SS.Pz.Div."Das Reich" [ 2.SS.Pz.Rgt.=28 ]
├9.SS.Pz.Div."Hohenstaufen" [ 9.SS.Pz.Rgt.=32 ]
├10.SS.Pz.Div."Frundsberg" [ 10.SS.Pz.Rgt.=2+34 ]
└12.SS.Pz.Div."Hitlerjugend" [ 12.SS.Pz.Rgt.=37 ]
合計351+49
1945年1月
├II./10= 14
├24.Pz.Div.= 31
├Hungary= 12
├II/9= 14
├4.Pz.Div.= 28
├8.Pz.Div.= 17
├1.SS Pz.Div.= 11
├12.SS Pz.Div.= 5
├Reserve Mayen= 17
├Reserve Mitte= 17
├SS Frundsberg= 8
├Neohschub Südwest= 17
└H.-Gr.Süd= 1(修理再生)
- ○ 毒ガス検知パネルブラケット取り付け(Lost Erkennungstafeln)*2004,*2017,*,*2020
- └パネルの大きさ10✕12cm、グレーグリーンから赤に変化*2000
- △ 砲塔正面砲手用クラッペ廃止*
- ◦ 15日、4号戦車/70(A)の生産を終了し、4号戦車の生産継続を決定*
- □ △ RAL6003 Olive Greenを基本塗装とする通達(H.V.1945,Nr.52)*2018
1945年2月
├21.Pz.Div.= 16
├1.SS Pz.Div.= 3
├12.SS Pz.Div.= 9
├2.SS Pz.Div.= 11
├10.SS Pz.Div.= 9
├25.Pz.Div.= 21
├8.Pz.Div.= 10
├20.Pz.Div.= 10
├Pz.Abt.303=31
├Art.Beob.-Wg= 25
├Pz.Div.Holstein= 17
├17.Pz.Div.= 16
├19.Pz.Div.= 20
├Pz.Jg.Abt.510= 1
├Pz.Div.H.G.= 20
├Stu.Ge.Brig.300= 4
├Stu.Ge.Brig.311= 4
├Stu.Ge.Brig.210= 4
├Stu.Ge.Brig.190= 3
├Stu.Ge.Brig.276= 3
└Stu.Ge.Brig.G.D= 31
- △ 履帯ピン押し戻し用板装備*PT4-3
- └簡易溶接型上部転輪基部(10〜12月)に既に装備
- △ ブレーキ点検ハッチ冷却気取り入れ口廃止*2017,*VU2020,*
- └1031両は従来型ハッチを装備*VU2020
- □ △ ◎RAL6003 Olive Greenを基本塗装とする通達(段階的に実施)*HLD2019,*2019,*2008
- ├パンツァーファウストをRAL6003 Dunkelgurünで塗装する指示*2022,*2022
- └砲塔内部塗装をRAL1001 Elfenbeinに再変更(車体内部は引き続きプライマー塗装のまま)*2019
- ◇ クーゲルブリッツ試作車2両完成*
-
- ├1944年4月、開発開始(9月量産開始予定)
- ├1944年10月、展示用車両完成
- ├1945年3月、量産車2両完成(ドイチェ・アイゼンヴェルケ)
- ├1945年3月から月間30輌の量産計画(車台変更により7両分の車体と少数の砲塔を製造したのみ)
- └1945年4月、カッセル近郊テューリンゲン州Spichraの戦いに投入*SZ2007,*2006,*
- ◦ 14日、Nibelungen工場爆撃被災、シャーシの生産停止*
1945年3月
├25.Pz.Div.= 10
├20.Pz.Gr.Div.= 20
├Feldherrnhalle= 5
├13.Pz.Div.= 20
├Naohsch.Ob.West = 60
├11.Pz.Div.= 12
├116.Pz.Div.= 20
└9.Pz.Div.= 20
- ○ ゴム節約型アンテナベースPT4-3
- └Antennenfuss aus Stahlblech(鋼製アンテナベース)PT15-3-9
- △ ブレーキ点検ハッチ冷却気取り入れ口廃止*2008,*PT4-3
- ◦ 15日時点
├26.Pz.Div.=84
├29.Pz.Gr.Div.=46
└90.Pz.Gr.Div.=1
├5.Pz.Div.=17(13)
├24.Pz.Div.=3(2)
└Pz.Div."Großdeutschland"=1(0)
- ◦ 22日、Nibelungen工場が爆撃被災*
- └9つの工場建屋の内、無事だったのは2つのみ
1945年4月
├9.Pz.Div.= 6
├H.G.Süd= 8
├7.Pz.Div.= 13/17
└H.G.Süd= ?
- ○ 22日、生産停止*,*,*2018,*
- ✕
簡易溶接型上部転輪基部*PT4-3
- ◇ Krupp(1944年10月に命令)とNibelungenはパンターF型の生産開始予定*2018,*,*,*
- ◇ VomagはPanzerIV/70(V)を4月-5月に月産200両、7月から150両生産予定*2019,*
- └3月23日(26日)に工場が爆撃され以降生産停止*2019,*
- ◇ Vomagは6月に最初のJagdpanzer38Dを5両生産、以降12月までに月産300両予定(1945年1月計画)*
- ◦ 南方地域の戦力と補充予定*2022
- ◦ 13日、カールツァイス・イェーナの工場が占領され照準器の生産・供給が停止*2022,*,*,*
1945年5月
- ◇ Nibelungenは5月からヤークトティーガーに代わってティーガーIIの生産予定*
- ◦ 8日、アメリカ第259歩兵連隊がリンツ郊外St.ValentinのNibelungen工場を占領し捕虜と強制労働者を解放*
- ◦ 9日、ソ連軍がNibelungen工場を占領、少数を再生産し戦勝記念パレードに*,,*2006
- └6日までに10両生産、3両が部隊に引き渡され7両を工場で爆破*2006
- ◦ ソ連軍がKrupp Grusonwerkを占領*
- └4月のKrupp Grusonwerk工場占領時にも4号突撃砲が生産中*2019,*2019,*
1945年6月
- ◦ Tatra 103 V12空冷ディーゼルエンジン搭載計画完了予定*
1945年秋
- ◦ ソ連管理下でFgst.Nr 110203 - 110415の28両が製造、ブルガリアへ供与*PT4-3,*2018,*,*2021,*,*2006
- └△ ソ連がNibelungenの機械・工具類や部材・材料類をブルガリアに供与した可能性(Tom Jentz , 2011)*2018
- └工場の鉄骨構造物はソ連軍指揮下で"Wiener Brückenbau und Stahlkonstruktionen AG"によって解体されユーゴスラビアに送られた*
-
-
導入時期不明
- ◦ 中央グリスニップル省略上部転輪(Nibelungen)
- ◦ 外周リブ無し上部転輪*2020,*VU2020
- ◦ 全鋼製転輪
- ├通常型転輪よりもやや幅が薄い*NS2010
- └試作鋼製転輪装備車*
- ◦ 砲塔側面ハッチヒンジ一体化
- ◦ 車体前方機銃ボールマウントの形状変更*2018
- ◦ フランジが前方も丸くなったマズルブレーキ*
- ◦ 簡略型車体シュルツェン支持架
- ◦ 履帯工具廃止(後期/末期)*VU2020,*2020
- └7月生産車で廃止された例あり
|
- CE:Craig Ellis *,*FB ,
- DB:David Byrden * ,
- HLD:Hilary Louis Doyle * ,
- NR:Nacho Roces ,
- NS:Notger Schlegtendal ,
- SZ:Steve Zaloga ,
- TC:Tom Cockle * ,
- VU:Viktor Ukhov
|