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ハセガワ 1/72 A6 川西 N1K2-J 局地戦闘機 紫電改

(2014.1.18)
(2017.2.18更新)
箱絵

個人的懐かしシリーズ第2弾と言いますか、初めて買った飛行機プラモデルである鐘馗の次に買ったのがこのキットでした。初めて鐘馗を買った時は名前も存在も知らないままに買ったのですが、流石に紫電改は名前を知っていたので棚を見ていてこれだ、と。組み立てた時に大きくて太い飛行機だなぁ、と思ったのを覚えています。今思うと最初が胴体の細い鐘馗だったから余計にそう思ったんだろうなぁ、と思うのですが。


ハセガワ 1/72 A6 川西 N1K2-J 局地戦闘機 紫電改
Hasegawa 1/72 A6 Kawanishi N1K2-J Shiden-Kai [George]

コックピット側壁は「ホビーサーチ」さんのサイトにあるハセガワ1/32キットの組み立て説明書を参考にプラ板の細切りと伸ばしランナーで適当に再現。塗装はかなり暗い色のようなのでC129 濃緑色 (中島 系)にC4 イエローの混色で塗装。その後、ダイソーの油絵の具で墨入れ。色透け防止に事前に胴体内側を暗い色で塗装してあります。

Hasegawa 1/72 A6 Kawanishi N1K2-J Shiden-Kai [George]

コックピットは後からでも下側から入れれるので先に胴体を接着してしまいます。接着整形後、尾輪収納部をドリルとデザインナイフで開口しました。キットは多少、古くなっているのでバリを丁寧に処理してエンジンが真直ぐ付くように調整します。そのエンジンは焼き鈍した0.3mm真鍮線でプラグコードを追加して、エンジン本体はC159 スーパーシルバー、減速機はグレーだったらいいかとC11 ガルグレー+C317 グレーFS36231を適当に混ぜて塗装。

ハセガワ 1/72 A6 川西 N1K2-J 局地戦闘機 紫電改

エンジンのカウリングは内側の突き出しピンの跡がエンジンと干渉するので削っておきます。また胴体との合わせ目にやや隙間が出来たので0.1mmプラペーパーで微調整。コックピットはパイロットのフィギュアを乗せるのでキットのまま。主翼はバリを処理して摺り合わせてから上下を接着します。20mm機関砲は砲口を0.5mmドリルで開口しました。

Hasegawa 1/72 A6 Kawanishi N1K2-J Shiden-Kai [George]

脚収納庫扉は薄く削ってから接着。開閉用のアームは0.3mmの真鍮線とプラ板で適当に製作。主翼フィレットに0.5mm真鍮線を曲げて作った足掛けを接着。

ハセガワ 1/72 A6 川西 N1K2-J 局地戦闘機 紫電改

主脚扉は薄く削ってから接着。ブレーキパイプは焼き鈍した0.3mm真鍮線をそれらしく曲げて接着しています。タイヤはエポキシパテで自重変形したように。増槽は中央の燃料パイプを0.5mm真鍮線に置き換えています。

Hasegawa 1/72 A6 Kawanishi N1K2-J Shiden-Kai [George]

今回は接着強度と塗装を勘案した結果、この時点で主脚柱を接着しておきます。エンジン部分と胴体開口部をマスキングしてから風防内の胴体を塗装します。1/32キットではMr.カラーC333 エクストラダークシーグレーBS381C/640が指定されています。確かハリアーGR mk.3を作る時にC331 ダークシーグレーBS381C/638を買ったはず、と思ったのですが塗料棚に見当たりません。読み返して見ると売って無かったので代わりにタミヤ水性アクリルのXF-50 フィールドブルーを購入してました。ネット上で塗料互換表を見るとC331のタミヤカラー互換はXF-63 ジャーマングレイになっているので両者を混ぜて塗装しておきます。

ハセガワ 1/72 A6 川西 N1K2-J 局地戦闘機 紫電改
Hasegawa 1/72 A6 Kawanishi N1K2-J Shiden-Kai [George]

パイロットのフィギュアは一体成形されている腕を切り取って角度を変えて接着し直して、不足部分をタミヤ・エポキシパテ高密度タイプで整形します。顔はドリルで彫り込んでからプライザーの型取りをはめ込んで、エポパテでマフラーを追加。シートベルトは肩の辺りで前後が繋がらなくなるのに後で気付いたので、塗装でなるべく誤魔化してあります。

ハセガワ 1/72 A6 川西 N1K2-J 局地戦闘機 紫電改

塗装はまず機体下面をMr.カラー C159 スーパーシルバーで塗装。帆布部分はC8 シルバーにC332 ライトエアクラフトグレー BS381を混ぜて色調を変化させます。増槽は手近にあったC317 グレーFS36231とC332を混ぜて塗装。

Hasegawa 1/72 A6 Kawanishi N1K2-J Shiden-Kai [George]

次に機体上面をタミヤ水性アクリル塗料のXF-11 暗緑色で塗装。機体上下面の塗り分けは細く丸めた練り消しを張り付けて行いました。

ハセガワ 1/72 A6 川西 N1K2-J 局地戦闘機 紫電改

次にパネルラインごとにXF-11にC135 ロシアングリーン1を混ぜて明るくした色を塗っていきます。この時、パネルごとにカラーモジュレーションっぽく陰影に方向を付けるように塗ってみました。

Hasegawa 1/72 A6 Kawanishi N1K2-J Shiden-Kai [George]

一通り塗り終わったら今度はC135で最明色を塗っていきます。塗り分けには大きめの付箋紙を適宜カットして使ったのですが面倒なことこの上ない。正直この塗り分けでかなりやる気を削がれてしまい、作業を中断する原因となってしまいました…。

ハセガワ 1/72 A6 川西 N1K2-J 局地戦闘機 紫電改

3年ほど放置してから、機体全体にまずC129 濃緑色(中島系)を、次にC135をふわっと吹き付けて機体の色を調整します。プロペラはXF-9 ハルレッドを塗ってから、XF-10 フラットブラウン、XF-64 レッドブラウンを足していきます。

Hasegawa 1/72 A6 Kawanishi N1K2-J Shiden-Kai [George]

敵味方識別帯をC4 イエロー+C59 オレンジ+C39ダークイエロー微量で塗装して、デカールを貼っていきます。

ハセガワ 1/72 A6 川西 N1K2-J 局地戦闘機 紫電改

デカールはシルバリングを避ける為に、可能な限り文字部分以外のニスを切除します。貼る前に外周のニスを切除して、貼って半乾燥時に新品のデザインナイフで軽くなぞるようにしてニスを切り離しました。デカールが乾燥したら油絵の具で墨入れ。

主翼上面の脚出し指示棒は0.5mm真鍮線の先端をペンチで平らに潰してから角を耐水ペーパーで丸めてから接着。

Hasegawa 1/72 A6 Kawanishi N1K2-J Shiden-Kai [George]

菅野機の資料写真を探すと見付かる着色カラー写真は塗装が派手に剥がれてるように見えます。なのでデカール台紙の不要部分にC159を吹き付けて、水に浸してデカールのように浮いた塗膜をナイフで割って筆で移動させて塗装剥げを表現します。


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