Top Page
AUTO
Charactor
AFV
Other
Links
BBS
Blog

フジミ 1/76 4号戦車J型

(2000.11.12)
(2001.5.1更新)
箱絵写真

キットには接着できる履帯とおまけのBMW R75サイドカーが入っています。が、他のタイプとパーツを共有しているからか問題点が無い訳ではありません。砲塔後部の形状、右側の車体下部側面の燃料注入ハッチ、車体側面の操縦手、無線手用クラッペは不要、車体後面の補助エンジンマフラーはJ型には無いしあっても不出来。トーマシールドは・・・まあしょうがないですね。フェンダーに滑り止めのパターンが無いんですが「グランドパワー No.004」のブルガリアのJ型を見ると間違いだと断定するほどの根拠は持って無いです。でも砲塔バスケットの床のモールドとかを見るとそれぐらいすぐ入れれそうな気がするのは素人考えなのでしょうか?


戦闘室床面

あとは予備履帯と、予備転輪も今一つな気がしますが、車体内部がエンジン、ミッションどころか砲塔バスケットまで再現されているってのは価格(¥500)を考えると物凄い充実ぶりなのでは?

ただ最大の問題、履帯の長さが足りない!!というのは・・・。思いっきりピンピンに張ってようやく足りるか足りないか、というくらいなのですが起動輪の歯の間が引っ張られて凹んでしまってもう台無し。心配していたら案の定、塗装中に切れてしまいました。おまけにやたらと幅が広くて取り付けるとフェンダーからはみ出します。かといってオストケッテにも見えないのは...。

4号J型車体前面

操縦手、無線手ハッチの周囲のガードは0.5mmプラ板の薄切りですが、接着の時0.5mmの断面を高さ方向になるようにすると高さが揃います。分かりにくい表現ですが。そのガードの前に立っているハッチストッパー?は伸ばしランナーで。車体側面と一体になっている牽引フックは0.5mmプラ板で。予備履帯取り付け金具は0.3mmプラ板ですが若干オーバースケールかも。フェンダー内側はプラ板と伸ばしランナーで製作しましたが、車体前面の傾きが不足しているのか長さが足りないのか、若干せせこましくなってしまいました。マッドフラップの金具は細い金属線で。

4号J型砲塔

問題の砲塔後部はポリパテで修正。各フック類をエナメル線で、ハッチ上部の雨樋をタミヤパテの袋を切り開いたもので作成しましたがブルガリアの車両にはハッチ上部のフックが無く(溶接跡なども無し)、雨樋も簡略化されたものになっています。砲塔後面の用途不明の金具と、駐退器カバー上部の毒ガス検知用パネル取り付け金具もタミヤパテの袋から。ピルツェンは伸ばしランナーで。砲塔釣り下げフックの位置と形状が変化したため取り付け方法が不明なゲペックカステンはイモ付けです。

4号戦車J型シャシー

全然見えてませんがH型の後期から車体後端下面の跳ね上げが無くなっているはずなので、跳ね上がっている部分をプラ板で修正。J後期型の分かりやすい特徴として上部転輪を4つから3つに減少させます。これはまん中の2つを削って付け直しますが、その際に両端の2つを基準にして接着するとずれが無くなるはずです。一番作り直すのが面倒そうな誘導輪は鋳造タイプの物が入ってます。車体前面の牽引フックは車体を箱組みする前に作っておけば楽なような気がしますが車体上部が車体前面の一部を形成するのでその高さ分の余裕を見ておかなければなりません。

1本目
2本目
3本目
クリーニングロッド完成

何のことも無いんですが作ってて嬉しくなったのでつい写真に撮っちゃいました。まぁ、最終的には接着しちゃうんですがね。


フジミ 1/76 4号戦車J型
Top Page
AUTO
Charactor
AFV
Other
Links
BBS
Blog
inserted by FC2 system