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フジミ 1/76 3号突撃砲D型

(2001.11.3)
(2002.2.2更新)
フジミ 1/76 3号突撃砲D型

フジミの1/76 3号突撃砲D型の履帯がプラ製のスペシャル・ワールドアーマー・シリーズ版。キットは箱を開けてランナーを眺めている限りでは結構細かいパーツが並んでます。が、パーツを切り出して、組み立てようとすると使えないパーツが多いこともまた事実。でも、必要なパーツは一通り揃っているので細かい事を気にせずにちゃっちゃか組み立てる分には十分な出来だと思います。その時には車体前部、側面板と一体の牽引フックの出っ張りを削る必要があるかと。


3号突撃砲D型途中写真
3号突撃砲D型途中写真

フェンダーにモールドされているOVM類を削り取って、滑り止めのモールドはタバコ箱の内側の銀紙がいいと聞き、それを「型想い」で複製してみたところ、かなり薄く複製できたのでそれを使用。ただ、取り付け順序を間違えてフェンダー支持架の下に貼れなかったので効果半減。戦闘室は内側を白塗装後に内側からマスキングした後に接着したので↑の写真では照準孔と車長ハッチにそれが写ってます。

車体前部点検ハッチのヒンジはキットのままだと隙間があるので、車体、ハッチ双方のモールドを削り取って組み合わせたものを「型想い」で複製。機関室上部のハッチにはそれのヒンジを減らしたものを使用。戦闘室天板のヒンジは0.3mmプラ板と伸ばしランナーで。車体前部は掲示板にてアドバイスを頂いたので、牽引用ホールドが付く面を広くしましたが前照灯が付く面の角度と点検ハッチが付く面の面積との兼ね合いでやり出すとキリが無さそうなので無難な線で1mmほど増積するに止めました。砲身はキットパーツだと細身なので3号戦車M/N型の余り砲身を切り刻んで使用。主砲の開口部は0.3mmプラ板でそれっぽいのを作りました。

3号突撃砲D型途中写真
3号突撃砲D型途中写真

OVM類は原型を製作した後に「型想い」複製することを考えましたが、フジミのキットは設計年代が古いので現物合わせで作った方が辻褄が合わせ易いと判断。接着強度を考慮してプラ板、伸ばしランナーなどから製作。フェンダー支持架は均一な太さを求めるならば金属線なのでしょうが、先端を斜めに削ぎ落とす作業のし易さから伸ばしランナーを選択。機関室両側のメッシュは内側のサイズを切り出しておいたプリント用紙にメッシュを接着した後に必要サイズに切り出して使用。

3号突撃砲D型途中写真
3号突撃砲D型途中写真

車体後面下部の予備履帯は0.3mmプラ板で原型を作成したものを「型想い」で複製。「型想い」だと両面取りが出来ないので履板1枚に付き3パーツ構成に。完全硬化後のポリパテは脆いので組み立て作業に苦労しました。出来上がってみるとプラ履帯のS.W.Aとはいえ予備履帯との差が歴然・・・。ささやかな抵抗として履帯のセンターガイドを削り取ってプラ板で置き換えてみました。プラ製なのでスチロール接着剤が使えるので多少は気軽です。

3号突撃砲D型途中写真

予備転輪は実車写真を見るとハブを付けてない車輌が多かったのでそのように。とはいえ加工後に実車写真を見て転輪形状が全然違うってのに気付いた時は・・・。当然、無視しましたが。ジャッキは一応、後側の把手やリベットも作りましたが車体に接着すると目立たないようです。

3号突撃砲D型途中写真
3号突撃砲D型途中写真
3号突撃砲D型途中写真
3号突撃砲D型途中写真

フェンダー上の小物達。車間標示灯から伸びるコードは途中で太さを変えてみました。前照灯はキットパーツの前面に0.3mmプラ板を2枚貼って厚みを増やしました。下側のヒンジ等はキットのモールドがいい感じだったので「型想い」複製して使用。牽引フックは1回りほど大きすぎたかもしれません。履帯工具箱はキットのパーツをベースにして作成。ジャッキ台をどう塗るかが問題です。ノテックライトはジャンク入れに入ってたのを複製して使用。ただ1/72のようで若干、大きかったかもしれません。


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