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フジミ 1/76 ジープ

(2003.11.22)

ジープ
ジープ

製作に当たってはジープについてのまとまった資料を持っていないので、事前に見つけた写真を見ながら紙にスケッチ、その脇に気付いた点などを書き込んでおき、それを見ながら製作しました。側面のパーツは極力薄くなるように裏側を削り込みます。が、そうすると今度は削り込んだ分だけ車体内側のパーツと隙間が生じますので車体内側側面にプラ板を貼って隙間の分を埋めます。とはいえ目先を変えようと作った布製ドアと幌骨の陰になってあまり見えませんが。フェンダーはやや成型状態が良くなかったので、テーパーを削ると同時に平面を出します。その時ついでにフェンダー後ろの足掛けもデザインナイフで薄くしました。

シャーシフレームは突き出しピン、パーティングラインを処理し、各部を削り込み。フレーム前方は下側に曲がっているのを削って再現。その下に一体で成型されているリーフスプリングも削り込んでから形状を修正。一度削り落してついでにフレーム内側を削り込むのが理想なんでしょうが、さすがにそれをしようとは思いませんでした。

ジープ
ジープ

プレスのマスクはマーカーライトの位置がイメージと違ったのでいったん埋めた後に穴開け。ヘッドライトも開口し2mmプラ棒にドリルで鏡面を彫り込んだ物を埋め込みました。前面の開口部は実車では穴が9個なのに対して7個しかなく、開口面積も小さいのですが、私は開口面積を広げるのみに留めました。私は上下だけ0.8mmのドリルで穴を開け、デザインナイフで作業をしましたが、この時、そのままだとリブがプラスチックの弾性で曲がってしまい、まっすぐにするのが難しいのでその隣の穴にプラ板を挟んで作業をすると楽になります。

ジェリ缶はアカデミーのグラウンド・ビークル・セットに付属の物ですが、そのままだと高さがあり過ぎるようなので持ち手の部分を切り取って使用。密度感が出るかと期待したUSのモールドはベルトの陰からちらりと見えて良い感じ。

ジープ
ジープ

シフトレバー、バックミラー、ハンドルの支柱はキットパーツを活かしつつ真鍮線で作りなおしましたが、後で見たらバックミラーの処理が違ってました。各パーツの取り付け穴は大きいので一度埋めてから再度開け直し。機銃架は取り付けなかったのですが、実際はどうなのか知らないのですが、その穴は取り付け用っぽく処理しときました。ウィンドシールドは取り付け穴を埋めて開け直したところフィットしなくなってしまい、窓ガラスの処理の事もありカバーを掛けた状態にしました。ただ、斜め前方からの写真しか持っていないので、後ろ側の処理は適当です。ついでにボディサイトにもスナップ留めのドアをこれまたエポキシパテで製作。その内側のベルトは金属板で。 幌もエポキシパテにて製作。

ジープ
ジープ

幌骨はキットのモールドを削り取って真鍮線で製作しますが、ボディ後部パーツの一部を削り残しておいてそこに接着して強度を稼いでいます。1本目の幌骨をエポキシ系接着剤でがっちり接着したらボディとの隙間にエポキシパテを詰め込み、硬化後にその上にエポキシパテを盛り2本目の幌骨を圧し付け硬化後に剥がしてエポキシ系で接着。その後に幌をエポパテで製作すると不用意に触っても不安の無い強度を得られました。硬化促進に白熱灯の下に置いておいたら温め過ぎてボディの一部がボディ内部左側が歪んでしまったのは失敗。

タイヤ・ホイールは今一つの出来。ホイールは最初、押し出しピンの跡が盛大に出てるな、と思って削りとって説明書を見てからそれがモールドだと気付いたので5個全部をエポキシパテで製作。タイヤの形状はサイドウォールに傾斜が付いていてトレッド面がちょっと狭いようにも思います。これを直すのは面倒なのでホイール周囲の凹みを埋めるだけに留めました。ホイールはリムを薄く削ってから薄切りしたプラ板を貼って段差を付け、エポキシパテを盛り削り、ボルトを伸ばしランナーで1つ1つ。ボディ右側のシャベルと斧は取り付けずに彫り込んでプレス処理を再現。固定用のベルトを金属板で製作しました。


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