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エアフィックス 1/72 PANTHER TANK

(2000.12.10)
(2002.6.8更新)

箱絵

元は1/76表記で販売されていたそうですが、箱の表記は1/72。測ってみるとどちらかというと1/76のような気もしますが・・・。キットの中身は時代を感じさせるもので車外装備品は車体上面パーツと一体成形で車体機銃ボールマウントの形状は縦長で、その他のディティールに関しても大味な出来。履帯も大味なだけでなく、硬くて接着もしにくいという中々の難物。


PANTHER TANK
PANTHER TANK

とりあえずヤクトパンターを製作した時の転輪ハブを流用。予備履帯は大きすぎたので作り直し、予め枚数分組んだのを型思いで複製しました。OVM類はプラ板と伸ばしランナーで製作。ボッシュライトは前面をレベルの4号戦車H型より型取りして使用、後部は2mmプラ棒です。ただ、サークルカッターの最小径より小さくて上手く切れなかった機関室上面の円形グリルがなんとも・・・。それでなくても機関室上面はトホホな出来なのに。

PANTHER TANK
PANTHER TANK

車体前面の機銃ボールマウントは上側にポリパテを盛って形状を修正しました。右側のOVMのうち消火器はレベルの4号戦車H型のパーツを型取り複製して使用。OVM取り付け用の割ピンは試作したものの2廻りほど大きくなってしまい、今回は諦めました。各ペリスコープはキットのモールドを削り込んだ後、アルミ板でペリスコープガードを製作。車体上面のトラベリングクランプはプラ板と伸ばしランナー、金属板にて製作。

PANTHER TANK
PANTHER TANK

キットの履帯は写真のような大味の出来なので、型想いによる複製を思い立ちました。3,4号戦車のものとはちがい噛み合わせ部が滑り止めの下に隠れていないので比較的楽だと思ったのですが、苦労して作った履帯を接着する際にヤマカンで接着した所、向きを間違えていたり、手間を減らす為に7枚組みで複製した分が反ったりと地味かつ面倒でストレスが溜まる作業でした。挙げ句の果てに幅が広すぎてシュルツェン架が取り付けられない・・・。どうやら転輪の幅に合わせたのが間違いの元だったようです。

PANTHER TANK
PANTHER TANK

ツェメリットコーティングは溶きパテ+デザインナイフ。パンターのパターンの場合、割と違和感がないようです。ジャッキはレベル4号戦車H型の物を片面ずつ型取り、複製後に張り合わせました。

パンターに余り思い入れがなかったので、「アハトゥンク・パンツァー」を含めパンター関連の資料はあまり持っていなかったので、製作に際してはすんなりとはいきませんでしたが、自分で資料と突き合わす作業の楽しさと、「アハトゥンク・パンツァー」の有り難みがよく分かる模型製作でした。


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