タミヤ1/48の同製品のスケールダウン版、と思って購入したのですが、箱の中がスカスカな感じ。まぁ、飛行機ものを買うのも久し振りだし、昔はパーツが多いから戦車を買ってたもんな、と思い出に耽りつつ子細に眺めると、どうもいつものタミヤ製品と雰囲気が違うような・・・。で、説明書を見ると「★このキットのプラスチック部分およびマーキングはイタリア・イタレリ社の製品です。」

あちゃ。ま、だからといって一概に決めつけることは出来ないと思いパーツを子細に眺めると・・・・凸モールドじゃん！！うわぁーお、久し振りに見たなぁー。工程1のパイロットのフィギアを見ると不安は募るばかり。ちなみにタミヤカタログ見たらタミヤ製らしき1/72 Fw190-D9もありました。私が行った店にはなかった、というだけのことのようです。

取りあえず凸モールドを凹モールドに彫ってみようと思って、まずは目立たない主翼下面で試してみると・・・。あぁ、ふだんこうゆう作業を「凸モールドはモールドは彫り直しました。」の1行で済ましている人のすごさってのを身に沁みて感じました。というわけで主翼下面以外は凸モールドのままです。

工作自体はあまりたいしたことはしてません。ただ作業中に機銃をポキポキ折ってしまったのでそれらしい太さの金属線と替えてあります。本当は真鍮パイプとかの方が銃口が開いててよかったのでしょうが、そんな器用な径のパイプは持っていないので良しとしました。それだけならまだましだったのですが、塗装中にピトー管までぽっきりと・・・。しょうがないので0.5mmのピンバイスで主翼に穴を開けてそこに差し込んでおきましたが・・・。よく製作記である「最後にピトー管を・・・」ってのの重要さを身を持って知ってしまいました。