100円ショップのダイソーで売られていたので思わず購入してしまいました。この価格、と言うよりも商品帯にも関わらずシールではなく水転写式デカールが付属しているのが嬉しいところ。中の紙やランナーにハングル文字が書かれていますが、どうやら中身は韓国アカデミーから購入してチラシを日本側で用意したのだと思われます。その中身は胴体は凸モールドで縫い目のモールドが右側だけにあったり、全体に成型がダルかったり、主翼のリブは良い感じなのに尾翼は板状で雰囲気を合わせるのが大変そうだったりします。

とりあえず主要パーツを切り離して合わせてみると予想していた通り全然合いません。検索すると飛行可能状態の実機は結構な数が有るようでキットの指定と同じ塗装の機体の写真も見つかります。大改造とかはせずに説明書の絵を参考にしつつパーツの合わせなどのプラモデルとしてのウィークポイントを修正する程度で製作することにします。

主翼は下側から削り込んで後縁をシャープに。水平、垂直尾翼は平らな板にリブがモールドされているだけなので削り込んで、伸ばしランナーを貼り付けました。胴体の縫い目のモールドは右側にしかありませんが、左側にも描いてある図面を見付けたので型想いで複製して貼り付けました。主翼後方の胴体側面に足掛けがあるのですが、すっかり忘れたまま胴体左右を接着してしまったのでそのまま省略。エンジンカウルはそのままだと角が立ち過ぎのように思ったのでペーパー掛けして角を丸めてから接着。翼間支柱はそのまま接着すると接着部が主翼からはみ出るので薄く削って、仮組みしながら下翼、胴体に接着。上翼は塗装後に接着するのですが力技になりそうです。主脚支柱の組み立てはかなり強引な感じですが、支柱の取り付け穴を0.8mmのドリルで斜めに貫通しておくと無理が少なくなると思います。胴体後半部、翼の帆布部分には溶きパテを塗布しておきました。

機首の機銃周りは良く分からなかったのでネットで見付けたエデュアルドのキットレビュー記事の写真を見ながらエポパテを盛りました。機銃は伸ばしランナーで放熱用のリブを付けときました。照準器とか給弾とか分からない事だらけなのですが、ちゃんと作るならエデュアルドのキットを作った方が良いだろうし、と割り切って作る事にしました。なので照準器とかも適当に作ってあります。コックピットはフィギュアを載せても計器板が見えるので0.3mmプラ板でメーターを作りましたが位置も形も大きさも適当です。

フィギュアはプライザーの頭部にエポパテで飛行帽、ゴーグルを追加。胴体もキットのコクピットに塗装後に入れれるようにエポパテ製作しましたが、もう少し着座位置を低くした方が良かったかもしれません。