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フルスクラッチ 1/700 Sボート

(2004.1.31)

「S-100級」途中写真
「S-100級」途中写真

今まで艦船模型はまともに完成させた事がなくて、作ったのは小学生の頃に説明書の通りに組み立てただけ。当然、未塗装なのが6隻、そのうちニチモの30cmシリーズが3隻。最近になって作り始めた青島の雪風が初めてのウォーターラインシリーズだったのですが色々弄り掛けたままで放置中。なのに雑誌でレベルのSボートの製作記事を見ている内に作りたくなってきてスクラッチを敢行。・・・船体切り出して積層してから細部工作に取り掛かるまで半年以上、間が開いてますが。

「S-100級」途中写真
「S-100級」途中写真

艇体は0.5mmプラ板の積層。船首楼も同様に製作しますが事前に艦橋部分と魚雷発射口の部分をくり貫いておいて艦橋の部分には最後に0.3mmプラ板を張って甲板の木目を彫り込んでおきます。艦首の形状はまずはひたすら削り込んでからエポキシパテを盛り付けて形状を整えました。艇体の形状が出来たら細部工作に取りかかりますがグラフィック・アクション誌No.29の側面図を参考に大体の位置を決めたら後は適当に作っていく事に。作業中の能率や破損だけでなくどこを持って作業するか、ってのもあるので工作は艦首から。細部工作はプラ材を基本に製作しています。

「S-100級」途中写真
「S-100級」途中写真

艦橋は前述の0.3mmプラ板の上に艦橋の輪郭を形作るように細切りの0.3mmプラ板を張り付けその内側を切り取ります。その内側に箱組みした0.3mmプラ板で艦橋をバランスを見ながら接着。で先程の輪郭に沿ってプラ板の細切りを艦橋に向けて張り出すように積層して艦橋装甲を製作。外形を整えてから内側を削り込み。艦橋後方の空気取り入れ口は0.5mm真鍮線、その後ろのラッタルは銅線を折り曲げて製作。艦橋両脇の梯子は伸ばしランナーで製作しましたが歪んでしまいました。甲板上の構造物はプラ板積層。連装機銃と高射砲はクリアランスを確認しながらプラ板、伸ばしランナー、防盾は薄い金属板で製作しましたが取り付けるのは一番最後に。魚雷はスケール寸法通りに作ると貧弱に見えてしまうのでやや太目に製作。でも少し太すぎたかも。

「S-100級」途中写真
「S-100級」途中写真

手摺の実物はパイプを組み合わせたような形状なのですが、さすがにそれは無理。なので両端にのみ下穴を開けておいて最初に両端に支柱を接着。次に横向きに手摺を接着してから残る支柱を接着。両端のはみ出た部分は新品のデザインナイフの刃で何回か擦る様にすると切り落とせます。鎖の部分は曲げ癖を付けた伸ばしランナーで。とは言えこの作業が言うは易し、で上にはみ出ないように切った伸ばしランナーを思い通りに張るのに一苦労。もっと良いピンセットを買っておくべきだったなぁ、と。とは言え完成した手摺の高さは大体1mm前後、1/700換算で70cm前後なので苦労した甲斐はあったと思います。


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