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ハセガワ 1/72 A5 三菱J2M3 局地戦闘機 雷電21型

(2012.5.5)
箱絵

購入して箱を開けてみると、いつもの薄いグレーでは無くて濃いグレーで成形されていてモールドが見易くて良い感じ。多少のバリも気にならなくなってしまいます。プロペラも高空性能を向上させる為の幅が広いプロペラも入っていて生産時期で作り分ける事が出来ます。

後でたまたま見返した模型雑誌によると紫電改とともにハセガワが72に力を入れていた時期の製品だそうで、それでシンプルで組み立て易くなってるんだなぁ、と。


ハセガワ 1/72 三菱J2M3 局地戦闘機 雷電21型
Hasegawa 1/72 Mitsubishi J2M3 Raiden [Jack]

まずはコックピット側面に0.3mmプラ板の細切りで胴体の桁を適当にでっち上げ。計器板は塗装してデカールを貼って胴体右側に、フロアーその他は塗装して胴体左側に接着。シートの後上方のフレームにモールドされている軽め穴を開口。シート後方の無線機は合わせ目消しの邪魔になるので切り離しておいてから胴体左右を接着。

次に翼関係のパーツを切り離してバリ等を処理して接着します。主翼の上下や胴体の左右は段差や隙間が出来たりするので、接着前に丁寧に擦り合わせをして干渉する部分を処理しておきます。左右でダボの大きさを変えてある水平尾翼はすんなり綺麗にフィットします。合わせ目を処理したら切り離した無線機の切り代を0.3mmプラ板で足してから元の位置に接着。

ハセガワ 1/72 三菱J2M3 局地戦闘機 雷電21型

機首下側のインテイクのパーツは主翼下面にモールドされた部分とで段差が生じます。ネットで探した実機の写真や、ハセガワ 1/32キットを見ると段差は無いようなのでエポキシパテで整形。主翼と胴体の接合線も不要なラインをパテ埋めします。主脚収納庫内はモールドがありませんので、見える部分だけでも、と収納扉の開閉機構を0.3mm真鍮線とプラ板の細切りで製作。

Hasegawa 1/72 Mitsubishi J2M3 Raiden [Jack]
ハセガワ 1/72 三菱J2M3 局地戦闘機 雷電21型

パイロットのフィギュアはモールドもシャープだし、ヘッドも結構良い出来なのでデザインナイフで彫り込んで使用。現用なのにやたらタイトなA-4E/Fやハリアーを作ってたので余計にそう思うのかも知れませんが、フィギュアを載せるとコクピットが広いなぁ、と。

照準器は胴体と一体のモールドを削り落として、説明書には記載されていない透明パーツ35に交換。同じ枠の他のパーツとシャープさが違うので追加で彫られたのかな、と思いますが嬉しい配慮ですね。無線機は箱絵に配線らしきものが描かれているので、嘘を承知でアンテナ柱と機内へと配線を追加。

ハセガワ 1/72 三菱J2M3 局地戦闘機 雷電21型

機銃は上下で型ズレが生じていて成形すると長円形になりそうだったので0.5mm真鍮線で作り直し。先端が細くなるようにサンドペーパーで削ってからエポキシ接着剤で砲口のテーパーを再現してみました。ピトー管も0.5mmの真鍮線を削って置き換え。

基本的にサクサクと組み立てられるキットですが、主脚柱は型ズレが大きめで修整がちょっと面倒でした。零戦を参考にブレーキパイプを追加して、ついでにタイヤをエポキシパテで自重変形したようにしてみました。また尾輪の形状が違うと言うか、説明書に描かれている尾輪カバーが付属しないように思うんですけれども・・・。ネットで見付けた352空の1158号機がカバー無しなので、まぁいいかと根元の肉抜き穴を開口した以外はそのままにしてあります。


ハセガワ 1/72 三菱J2M3 局地戦闘機 雷電21型
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