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タミヤ/イタレリ ウォーバードコレクションNO.60
1/72 F-100D スーパーセイバー

(2013.9.21)
箱絵

箱を開けると"MADE IN ITALY"と印刷された袋の中には、古いイタレリの凸モールドキットから比べれば天国のようにすっきりした筋掘りのパーツが入っています。…でもよく考えたらタミヤやハセガワでも40年近く前の古いキットってのが売られてたりする訳で、そこら辺は事前に検索して内容が分かるってのは良い時代になったもんだなぁ、と。

とりあえず3色迷彩の機体が作りたかったので説明書のフランス空軍の迷彩塗装にしようと思ったのですが、塗装図には下面色が指定されていません。他と同じTS30なのかな、と思いながら何気なく箱の側面を見ると「使用する塗料」の欄にXF19が書かれていて、これが下面色かと納得。

製作に関しては基本的にキットをストレートに組みましたが、細部のちょっとしたディティールアップや塗り分けの確認にはPrime PortalNorth American F-100 Super Sabre - The 'Hun'Airliners.net等で見付けた画像を利用しました。


タミヤ/イタレリ ウォーバードコレクションNO.60 1/72 F-100D スーパーセイバー

まずはコックピットの組み立てですが、マスキングテープの細切りでシートベルトを追加した以外はキットのまま。計器盤は凸モールドで表現されているので、試しにダイソーの油絵の具で塗ってみました。

Tamiya/Italeri 1/72 F-100D Super Sabre

組立説明書には機首に錘を20g入れるように指示されています。でも流石にそれは重過ぎじゃないかなぁ、と。余り重いと首脚への負担も心配ですし、機首下面の機銃パネルが別パーツなので胴体左右を張り合わせた後でも調整可能です。なので手近にあったユニクロのM4ナット4個を接着して様子見。結果的にはそれで十分足りました。

胴体左右の合いはいまいちで、私が買ったキットはやや事後変形もしていました。コックピット後方の突起部分もバリやヒケで合わないので、左右を接着する前にテープで張り合わせて荒仕上げしておきました。機体後端のエンジンノズル両脇も機体左右を接着する前に開口しておきます。この時、ついでに機首側面の機銃口も開口。

Tamiya/Italeri 1/72 F-100D Super Sabre

機首下面の機銃パネルは合いが悪く、隙間ができるだけではなく機体下面とラインが合いません。隙間にプラ板の切れ端を詰めて埋めてから、エポパテで機体とラインを合わせます。箱側面の写真を見ると機銃パネル側を削っているようですが、そのせいか中央部分のモールドが消えてしまっているように見えます。周囲のパネルラインは直線なので比較的簡単に掘り直せますので、中央で高さを合わせて凹んでしまう周囲にエポキシパテを盛って調整。

タミヤ/イタレリ ウォーバードコレクションNO.60 1/72 F-100D スーパーセイバー

他の小物類に関しては特に組み立てに問題はありません。増槽の翼の薄さ特筆もので、増槽の支柱もそれに合わせて薄く削っておきます。エアブレーキのアクチュエーターは当初はキットパーツのままだったのですが、塗装中に誤って切損してしまったので0.5mm真鍮線に置き換えています。

タミヤ/イタレリ ウォーバードコレクションNO.60 1/72 F-100D スーパーセイバー Tamiya/Italeri 1/72 F-100D Super Sabre タミヤ/イタレリ ウォーバードコレクションNO.60 1/72 F-100D スーパーセイバー Tamiya/Italeri 1/72 F-100D Super Sabre Tamiya/Italeri 1/72 F-100D Super Sabre

主翼は上下に位置合わせのダボがないので仮組をして確認をしておきます。主翼上側と胴体との間に少し隙間が出来るようだったので0.3mmプラ板を張ってから薄く削って微調整。主翼上の境界層板は可能な限り薄く削って接着したら、薄くし過ぎて組み立て途中に曲げてしまったりしてしまいました。水平尾翼はオールフライング形式らしいので、塗装のことも考えて接着せずにおきます。主翼下面は空中給油ブローブのめくら穴が薄すぎて凹モールドが途切れてしまっているので、裏側から0.5mmプラ板で埋めてから筋掘りし直しています。説明書では取り付けないように指示されていますが、写真を見ているとフランス空軍でもブローブ有りの機体もあるようです。

機首のインテイクは縁も薄くて良いのですが、やや大きめで機体との合いが悪いのが残念。中心線で切断して再接着し、補強を兼ねて内側のバルジをエポパテで適当に再現してサイズを合わせました。

キャノピーは中央部に余計な枠がモールドされてしまっています。説明書内でも図示されていますが、箱写真の完成品ではきっちり処理されています。幸いな事に罫書き程度の弱い凸なので耐水ペーパーの1500番・2000番・タミヤコンパウンドで磨いて、最後に仕上げ目のコンパウンドで磨くと処理できます。他の部分は特に削り合わせたりする必要はないのですが、後端下部が胴体と段差が生じますのでエポキシパテを盛って調整しています。


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