キットは凸モールドなんですが、バリが出てたり欠けてたりするものの、エンジンノズルの縁とかが薄くて発売当時は凄かったんだろうな、と。胴体や垂直尾翼の凸リベットは生かしたいなぁと思うんですが、垂直尾翼の真ん中のパーツ分割線に0.2mm〜0.3mmの隙間があってリベットの列を消さずに処理するのが難しいのが惜しいとしか・・・。

関係ないんですが、キットを手にするまではハリアーって小さくてスマートで格好良い飛行機ってイメージがあったんですが、パーツを眺め回していると、これが蛇の目か、と思う微妙絶妙な形状をしたブリテンのラインを持つ機体なんだなぁ、と。

主翼の裏側やインテイク内側はパーツを張り合わせるようになっていますが、ヒケと段差が大きいのでポリパテで修正。冒頭でエンジンノズルの縁が薄いと書きましたが、組み立ててみると本当は湯周り不良で実はバリだと思っていたのが本来のエッジだったんじゃないか、と疑ってしまうような状況・・・。胴体内に円盤状のパーツを入れてノズルを可動させるようになっていますが、実際に動かすこともないと思うので接着固定することに。

で、モールドを凸から凹へと彫り直すのですが主翼と水平尾翼を終えたところで早くも放置状態に・・・。エアモデラーの人達が平気で彫り直す技術は凄いなぁ、とか外形そのままで凹モールドに彫り直したのを外国メーカーが出すのも納得だなぁ、と。と言うか、そもそもテンプレートとか筋彫りツールを買って作業効率を上げなきゃ話になりませんね・・・。