たまたま入ったお店で半額以下で売られていたので思わず購入。F-105Dと言えば小池茂雄氏の箱絵が格好良くってハセガワの1/72キットを買ったのに、作ってみるとなんだか格好悪いなぁ、って思い出がありまして。まだ小学生か中学生かの頃だったので、F-14・15・16あたりの形が格好良かったんですね。それがなんだか細くて長細い機体がうねってて。着陸姿勢が妙に機首上がりってのも関係してたのかもしれませんねぇ。

それでも有り合わせの色でベトナム迷彩を塗ったり、最終的にはプラ板で作ったカナードを機首脇に接着してCCVだなんだって遊んだりもしていました。3機セットなのでそれを再現するのも良いかもしれないですね。あとはダイソーのF-16を改造して作ったコスモゼロですが、このキットもベースに使えるかもとか思ったりもしました。

キットはモールドも凹で、部品も少なくて簡単に組み上がって形になります。主翼のダボは間違い防止で大きさが変えてある親切設計、と思ったんですがよく考えると下面に脚収納庫があるから左右を間違いようがないんですよね。説明書では指示されていませんが機首には錘として5号のガンダマを7個入れてあります。

追加工作としてはコックピットに型取り複製したダイソーのSu-22のシートを入れて、折損防止を兼ねて機首のピトー管をエナメル線に置き換え。エアインテイク内側の胴体側面にある境界層制御板を薄く削った0.3mmプラ板でディティールアップ。あとはキットのパーツの縁を薄く削ったり穴を開けたりの加工をした程度です。