キットは大きさおおよそ10.3cm程で、スケール換算するとおおよそ1/1100になります。そこでこちらは砲身を真鍮線に置き換えたりしてシャープさを出す方向で製作する事にします。ただ、最初に作った方は砲塔前のバルジや艦橋下部前面の角を丸めたりしてラインを変えましたが、第2次世界大戦の例などを見ると後期生産型になると単純な形状に改められることが多いのでキットのラインのままとしています。

船体後部のインテイクは周囲に0.3mmプラ板を貼り、胴体側も削り込んで開口部の面積が大きくなるように。また船体上下のマストの先の紡錘状の部分は切り取って伸ばしランナーで作り直し。艦橋上部のT字型の部分とその基部もランナーと伸ばしランナーで作り直してあります。また船体前方に4つ付く3連装中型衝撃砲は船体を削り込んでから接着しましたが、この部分は船体左右を接着する前に一旦切り抜いてからプラ板工作した方が綺麗に仕上がったかもしれません。

船首衝撃砲は2mm位のドリルで開口して半丸ヤスリで整形してから伸ばしランナーを貼りましたが、その周囲の表面仕上げがお粗末ですね・・・。