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ヤマト艦載機 コスモゼロ
(ダイソー F-16ファイティングファルコン改造)

(2005.10.29)
箱絵写真

このシリーズのキットは韓国アカデミーからOEM供給されてダイソーで販売されてるようですが、何をどうしたのか機首が似ても似つかない形状になってしまってます。大雑把に仮組みして形状を見ている時に、以前作ったコスモゼロと並べたら大きさが殆ど同じ。いきなり話は変わりますが、マクロスって作品では実際にあるマクロス世界から創作された作品がアニメであり映画であるって世界観なんだそうで。マクロス世界の年表もあるそうですが、それも為政者にとって都合の良い年表であったりするって設定になってるそうです。例えばアニメにタイガー1が出てきたとして、それは実際にあるタイガー1とは描く人によって違ったラインや省略がありますがそれと同じ事だって考え方なんですね。

で、今回のコスモゼロも機体は実際にあって、それを松本零士氏がアニメの制約の下に描いたとして、じゃあ実際にあった機体はどんなだろう?ってのを逆算して作ってみようと。アニメの制約で線が減らされると同時に強調の為に大胆にパースが付いて外形的特徴がデフォルメされているであろうと想定して、コスモゼロの記号を盛り込みむようにキットのパーツを極力使って作ってみました。


ヤマト艦載機 コスモゼロ
ヤマト艦載機 コスモゼロ

胴体上面は主翼を切り離してほぼパーツそのまま、下面は切り刻んで主脚収納庫を活かして前方はパテでラインを繋げました。ただこの配置だとエンジンがどこに入ってるのかが少し苦しいですが。胴体側面のストレーキというかチャインは帯状に切った0.5mmプラ板を貼ってガイドにしてパテ盛り。主脚収納庫扉はこのままだと主脚が収納できないかもしれませんが、なんとか収納して貰いたいものです。

ヤマト艦載機 コスモゼロ

主翼は前回の時にもう少し大きい方が良かったな、と思っていたので少し大きめにしましたが後退角の違い等もあって大きすぎた感もあります。キャノピーの位置決めはかなり試行錯誤した点で、最初は5mmほど後ろだったのですが、それだとイメージと違うし、バンダイのキットと同じ位の位置だと胴体上下が薄いので構造上どうかと。この位置でも首脚収納庫の事を考えるとかなりギリギリじゃないかなぁ、と思いますがギリギリまで煮詰めた設計って事でひとつ。コクピットは2座みたいですが後席はエマージェンシー的なものと割り切って作りました。

ヤマト艦載機 コスモゼロ

下部インテイクは位置が低いのでFODが恐いですが、離着陸とか低速の時は上部のみ使って、高速飛行時にはバイパスが開いてラムジェットみたいになるのでしょう。ベントラルフィンは収納式ってのは無理があるように思ったのでMiG-23のような折り畳み式にしましたが、脚収納庫扉とのクリアランスが微妙です。

ヤマト艦載機 コスモゼロ

使わなかったパーツを並べてみました。かなりの部分をF-16のキットパーツを使って作っていますが、逆にキットのラインに引っ張られて現用の戦闘機にパーツを付け足しただけと言うか、宇宙戦闘機としてのコスモゼロらしさが薄れてしまったかもしれません。


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