SDガンダムBB戦士って今まで作ったことなかったんですよね。模型店内でそれなりの面積を占めてるはずなんですが、無意識の内に意識の中から除外されてたというか。で、改めてバンダイ ホビーサイト SDガンダムBB戦士のページ見たらNo.397まで出てて、No.400まであと3作のカウントダウンやってるんですね。タミヤのミリタリーミニチュアシリーズがガマゴートで342作目、Airfixの1/72航空機と見てみたら品番からはいくつ出てるか分からない…。まぁとにかくガンダムとBB戦士の息の長さを感じてしまいました。

まずは説明書を見て後々の組み立てに支障が無い範囲で接着可能なパーツを探して接着、Mr.ホワイトパテでパーツ接合線を埋めて処理します。

頭部の角や背部の盾、脚の裏側などに肉抜き穴が開いているのでウェーブ・エポキシパテ(軽量タイプ)で埋めます。そのまま埋めても良いのですが、中にプラ板の切れ端とかを詰めてパテ使用量を節約。

拳も小指側に肉抜き穴があるのでタミヤの2mmプラ角棒を埋め込んでからエポパテで埋めます。

脚も裏側がスカスカで、レビューサイトなんかを見ると結構目立つように思うのでこれまたエポパテで埋めます。でも拳にしても脚にしても、上手く1パーツで抜けるもんなんだなぁ、と感心してしまいました。で、説明書見て太腿パーツを探して脚は一体化されてるのを知ってまたビックリ。

次に各パーツを塗装します。白部分はMr.カラー C315 グレー FS16440をエアブラシ。赤色部分はC68 モンザレッド+C159 スーパーシルバー+C151 ホワイトパール微量のメタリックレッドに。もう1体はC65 インディーブルー+C159 スーパーシルバー+C151 ホワイトパール微量でメタリックブルーに塗装してみました。

組み立てられるところから組み立て始めます。頭部のフェイスマスクの金色はタミヤ水性アクリル塗料のX-12 ゴールドリーフなんですが、ちょっと地味かなと思ったのでこの後でX-24 クリヤーイエローを塗り重ねました。頭部の溝はXF-63 ジャーマングレーを筆塗り。

グレーの部分はMr.カラーC8 シルバー+C305 グレー FS36118+C2 ブラックでガンメタにしてみました。なるべくマスキングせずに済ませようと細かい塗り分けを省略したので、マスキングしたのは足の甲と肩のノズルだけで済みました。

組み立てたパーツには墨入れをしますが、モールドがきっちりしているので墨入れも綺麗に流れていきます。今回はダイソーで買った油絵の具の黒を、同じくダイソーのライター用オイルで薄めて墨入れ。はみ出しを拭き取るのも当然ダイソーで買ったベビー用綿棒で。

塗装が終わってシールを貼ったパーツはどんどん組み立てていきます。シールはピンセットで摘んで貼りたい場所に持っていってから綿棒で押さえて貼付けます。膝や肩のシールは球面上のモールドに貼付けるのでそのままだと端が浮き上がってしまいますので、爪楊枝を寝かせて転がすように押さえると余計な傷が付かずに貼れると思います。

こうして見ると股間の箱状パーツの裏は埋めなくてもそう目立たないかもしれませんね。

鬼の盾は目の部分に100円ショップで購入したデコシールのラインストーンを貼ってタミヤ水性アクリル塗料のX−25 クリヤーグリーンで塗装してみました。100円ショップの化粧品コーナーなんかも模型用に使えそうな商品が置いてあって楽しいですね。

書き忘れていましたが、シールを貼ってから墨入れをすると溶剤分でシールの糊が痛んでしまうかもしれませんので、エナメル塗料や油絵の具で墨入れをする場合は墨入れを先にしてからシールを貼るようにします。ガンダムマーカー・スミ入れペンならそういう心配は無いと思います。

刀は刀身をMr.カラーC159 スーパーシルバーで、柄の部分はC305 グレー FS36118で塗装。鍔や柄頭はタミヤ水性アクリル塗料のX-12 ゴールドリーフの上からX-24 クリヤーイエローを塗り重ねます。