タミヤが出した葉巻型F-1マシンです。ロータス25に比べると出るのも納得かな、という第1期ホンダF-1の初優勝マシンです。カーグラフィックTVのグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの回に走る本車の映像も流れ、またメキシコGPの初優勝シーンも放映された事があるので見た事がある人もいるのでは? しかしこういったヒストリックもののF-1マシンの写真って無いんですよね。私の場合は古い記憶を頼りに物置きから探し当てた1990年10月号のラジコンマガジンに載っていた後ろから撮った写真が1枚と、本田のホームページの写真のみが頼りです。鈴鹿か、もてぎのホンダ博物館に実車があると思うので何かのついでに行ってみて写真を撮るのがベストかと思います。 |
現在のところは多少なりとも写真があるエンジン部しかできていません。燃料パイプはモデラーズのオイルチューブで作りかけたのですがどうも太すぎるような気がしたので光ファイバーで再現しました。が、どうにも固く思うように曲がってくれず、挙げ句の果てに翌朝見てみるとキャブレターのパーツが浮き上がっているという始末。やむなく白化しないよう慎重に瞬間接着剤で接着しました。パイピングはエナメル線ですが敢えて塗装せずに、そのまま仕上げてみました。 肝心の本体はと言うと箱の中でエンジンと共に眠ってます。いつかその内良い資料を見つけるまで、と心の中で言い訳をしながら、見て見ぬ振りをしています。 |