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1/24 クラウンモデル ランチアストラトス

(2000.7.15)
(2004.9.18更新)
箱絵

クラウンモデルと言うメーカーはあまり良く知らないまま、「トイザらス」で購入。中を見ると金具以外のパーツ数62個の歴としたモーターライズキットです。シリーズとしてロータス・ヨーロッパ、フェラーリ365GTB/4、フェラーリディーノ246GTもあるようです。ボディーパーツは意外とちゃんとしたもので、フジミ1/24 エンスージアストシリーズのストラトスと比較して一回り幅が細いかなと言う程度。「Let's make a model」さんのフジミキット製作ページに書いてあって初めて気付いたのですが、フジミのストラトスには入っていないサイドウィンドウのゴム部分のモールドがばっちり入ってます。

で、イメージを重視して手直しは最低限にしてあっさり作るつもりが、あんまり「あっさり」では無くなってしまい、完成までにやたらと時間が掛かってしまうというありがちパターンに。


1/24 Lancia Stratos
1/24 Lancia Stratos

シャーシ前方の電池ボックスはコックピット側を削り取り、側板の下側に切れ込みを入れ、徐々に力を加えてそれらしい形状に曲げてスチロール用接着剤をたっぷりと使用してがっちりと接着。後部はモーターライズ用に左右非対称なのを削り取りリアサスペンション等を再現。また、モーターライズ用に開いている穴はプラ板等で埋めてしまいます。本当は車体後部はパイプフレーム構成なので切除すべき部分はもっと多いのですが、それをすると加速度的に作業量が増加するので無視。モーター取り付け用部品下端をリアアクスル用の穴を活かしつつ切り取り、これをリアのフレームに見せ掛けて、一方の取り付け用ダボは切除してしまいます。

フロントのタイヤハウスは0.5mmのプラ板を曲げた後に2枚張り合わせて上部に延長。フロントタイヤを取り付けてからで無いと接着できないので、仮組みをしっかりしておきます。後部のフレームも0.5mmのプラ板を2枚張り合わせたもの。本来は上開きな形状なのですが、気付くのが遅くて面倒だったのでそのままにしてあります。

1/24 Lancia Stratos
1/24 Lancia Stratos

リアサスペンションのアーム類はギア付きのシャフトを挿して調整しつつ、0.8mm位の金属線を適当に曲げて製作。完璧に再現しようとするとフジミのキットを使った方が遥かに効率的なので、大体の感じで製作しました。片側ができて接着剤と補強用のエポパテが乾燥したら、アクスルからギアを抜いて反対側を製作。さらに金属線のアームだけでは強度的にかなり不安なので、2mmのプラ棒をリアサブフレーム上部に接着して強度を稼ぎます。マフラーはキットの物にアルミ板でカバーを付けて、排気管は2mmのプラ棒を蝋燭であぶって曲げたものです。コックピットは実車写真を参考にプラ板でセンタートンネル、バルクヘッドをプラ板にて製作。そこにアルミ缶を切り出したアルミ板でABCペダルを製作しました。

フロント、リアフェンダーの内側は丸見えになるので、プラ板から作った隔壁を接着しました。また、リアウインドウにも隔壁を接着しないとリアピラーのインテークが丸見えになってしまいます。これらの隔壁の形状は必ずしも正確では無く、雰囲気で作ってしまいました。タイヤハウスは内側にキットのインダクションポッドのパーツをカットしたものを使用した他は全てプラ板です。また、フロントのラジエター部分は開口してメッシュを張りました。

1/24 Lancia Stratos
1/24 Lancia Stratos

作成した小物類です。ペダルは軽め穴を再現したのですが、ボディを装着するとペダルは全く見えません。燃料タンクはプラ板で箱を作った後、内部にエポパテを充填、硬化後に削り込み。取り付け金具の写真は持ってないのでフィクションででっちあげ。サイドウィンドウのガイドと固定用のボルトはプラ板で作成。ダッシュボードは上部のモールドをアルミパイプの細切りで追加、さらにグローブボックスの部分をプラ板で再現。フロントのウインカーはキットのパーツの形状を変更。裏からPカッターで彫り込んでレンズのカットをそれとなく再現しました。フロントのサイドにつくウインカーは透明ランナーから削りだしました。ドアポケットは、平面型に切ったプラ板に、必要な高さのプラ板を垂直に接着、その内側にエポパテを盛り、乾燥後に整形してあります。ここまでやっておいてドアノブを作るのを忘れていました。

1/24 Lancia Stratos
1/24 Lancia Stratos

完成したシャーシですが、ストラトスはシャーシもボディーと同色で塗装されていて、塗装をしないと製作が進まないのでちゃっちゃと塗りました。ボディをはめると燃料タンクもABCペダルもエアクリーナーも全く見えません。どうせ見えないのになぜかボルトを埋めたエンジン上部のエアクリーナーも当然のように見えません。丁寧に塗装したメーターパネルも見えません。タイヤは片側がGOOD靴YEAR、反対側がFIRESTONEという困った代物です。本当はピレリを履かせたいんですが。どっちかというと見栄えのいいFIRESTONE側を表にする事にします。そのままだと向こう側が透けて見えるので、プラ板でブレーキディスクを作りましたが、キャリパーは面倒臭かったので作ってません。

ボディーですが、パーティングラインをしっかり処理して、コックピットサイドのエアスクープをエポキシパテで裏打ちしてから開口。またフロント周りの形状を修正し、その際サイドのウインカーを削り取ってしまいます。コックピットの屋根は少し分厚いような気がしたので縁を削り込みます。またフロントフェンダーも盛り上がりを強調するように形状変更。給油口も開口して、フロントのルーバーはカッターの刃を斜めにして深く彫りましたが縁ががたがたになってしまいました。フロントガラスには無視できない大きさの傷があったので、塩ビをヒートプレスして製作。


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