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AOSHIMA MODERN SCOOTER SERIES No.6
アオシマ 1/12 ホンダ タクト フルバックスペシャル

(2011.7.9)
箱絵

箱と説明書に「※このキットは昭和50年代に製作された金型を使用しているため、多少組み立てが難しい箇所がある場合があります。」との注意書きが書いてあります。で、実際にどうかと言うと組み立て自体はそんなに難しくは無いかな、と。クリアパーツが別の袋に入ってるのは当然としてボール紙の台紙が入っているのが良心的だなぁ、と。メッキパーツも、ゲートが表に目立たないアンダーゲートみたいな感じになってたりして、気を使って設計されたんだな、ってのが伝わってきます。

ただ金型のメンテナンスが十分でなかったのか、一部パーツの表面が凸凹だったりモールドが崩れていたり。メッキのホイールに盛大に突き出しピン跡があって修正が難しかったり。ボディにあるべき後部左右のトランクを取り付けるための穴が埋まっていたり、と注意書きがあるのもある意味で良心的なのかも!?ただトランクの取り付け穴に関しては別タイプにも流用できるように、とかの事情でめくら穴になってるのかもしれませんが。


アオシマ 1/12 ホンダ タクト フルバックスペシャル

製作前に資料用の写真を検索したのですが、古い車両だけに細部が分かる写真は殆ど見付かりませんでした。とりあえず見付けた当時のパンフレットの写真と現役車両の写真と、あとは箱絵を頼りに製作開始。

まずは主要パーツを切り出して仮組み。古いキットの常でダボは信用せず切り飛ばして接着。肉厚が薄い箇所もあるので用心の為にポリパテ等で裏打ちしておきます。ついでにメインフレームの肉抜き穴も埋めておきます。折角のメッキパーツですが、ヒケ・バリ等の処理を考えて家庭用漂白剤に漬けてメッキを落としてしまいました。

Aoshima 1/12 Honda tact Full-back Special

後部ボディとレッグシールドは幅が違うのでボディ側を削り込んで狭くします。ボディのシート下辺りにあるモールドは削り取って0.3mmプラ板で貼り直し。可動再現の為にシートとの間に隙間が出来るので、ヒンジのある前側を中心にエポキシパテで埋めています。これに伴ってシートは接着固定となります。リア両サイドのトランクは表面が凸凹なのでロゴのモールドだけ残してヤスリ掛けして平滑に。写真を見ると車体との間に隙間があるようなので裏側もパテで埋めています。また車体側のラインも一直線ではないようなので、写真を見ながら削り込み。最後に周囲のトリムを細切りにした0.3mmプラ板で再現。

アオシマ 1/12 ホンダ タクト フルバックスペシャル

シートはそのままだと形状がいまいちに感じたので、パテで裏打ちしてから上窄まりになるように削り込んでからエポキシパテでモールドを追加。エンジン部分は箱絵を見ながら駆動部分の取り付けネジを作ったり、リアブレーキワイヤのモールドを切除して作り直したりしています。スタンドは後の事を考えずにフレームの肉抜きを埋めてしまったので、プラ板で取り付け基部を作って接着。左側に固定用のスプリングを接着してディティールアップしています。

アオシマ 1/12 ホンダ タクト フルバックスペシャル

ハンドルは塗装後に接着しようと考えていたので、2mmプラ丸棒を通して接合するようにしています。ボディ前側の周囲には縁取りのモールがあるようなので同様に0.3mmプラ板を接着。前面にあるタクトのロゴはモールドが微妙に潰れているので、パテを盛ったり削ったりでなんとかしようとしましたが、これ以上やってもこれ以上は無理、と根気負けしてしまいました。

このページの写真はとりあえず両面テープで組み上げているだけで、メーター部分、ボディ全部・レッグカウル、ボディ後部、エンジン左右とホイール等にバラバラにして塗装後に接着・組み立て作業になります。付属のキャリアやバッグ類、それに風防は取り付けない方がスマートで良いかな、と思って省略することにしました。


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