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フジミ 1/76 タイガー1後期型「第505重戦車大隊」

(2002.2.9)
(2002.10.12更新)
箱絵

比較的最近に発売されたフジミのタイガー1後期型です。新しいだけあってそのまま組むも良し、手を入れるも良しの好キットだと思います。ミニスケキットのネックともいえる履帯もプラスチック製の組み立て式のもので、砲塔側面の予備履帯等やOVM類も一通り再現されていて良い感じです。タイガー1の後期型ということでツィメリットコーティングが関門になりますが、直線主体の車体でサイドフェンダー、戦闘室前面が別パーツなのでマスキングしなくてもなんとかなるのが救いかも。

製作するにあたっては注意するべきポイントや効果的な追加工作等、他のHP作者の方々の製作記事を多いに参考させて頂きましたので作業が非常に楽でした。んで中身とは関係ない事なんですが箱絵の英語表記「Panzer Kampfwagen IV」ってのは「VI」の誤植なんでしょうけど何とかして欲しいような・・・。


タイガー1途中写真
タイガー1途中写真

ツィメリットコーティングはタミヤパテにて。とにかく細かく、かつ楽にしたかったので、タミヤパテを塗布した後、デザインナイフで先ずは水平方向に細かく筋を付けて、それが終わってから垂直方向に筋を入れてみました。この時、水平方向への筋は乱れてもあまり影響はありませんが垂直方向への筋は垂直を意識した方が良いようです。またタミヤパテの塗布の厚さによってかなり仕上がりが左右され、また実物のとちょっと違った感じになるのでまだまだ研究の余地があると思います。

タイガー1途中写真
タイガー1途中写真

車体後面下部の牽引フックにバケツをぶら下げてる実車写真を見て、真似てみました。バケツはランナーにテーパーを付けて削った後、上部を開口、フチに伸ばしランナーを巻いたもの。バケツの把手は細い金属線をドライバーに巻き付けたものをカットしました。OVMは部分的にキットのモールドを生かせたので、今回は取り付けラックにこだわってみました。作業自体はそう面倒では無かったのですが、曲げ角を直角にするのと接着するのに手間取りました。

タイガー1途中写真
タイガー1途中写真

今回、付属のフィギアのモールドが良かったので乗員を載せようと思ってハッチは開けた状態にしました。本当は無線手、操縦手のハッチも開けたかったのですがキットでは一体モールドなので断念。「アハトゥンク・パンツァー」を見ながら金具類を追加しましたが、車長用ハッチの留め金はちょっと大き過ぎですね。対空機銃取り付けリングはキットのパーツを薄く削っていたら折ってしまったので0.3mmプラ板にて。上部を黒く塗ってあるのは削り込む時の目安です。

タイガー1途中写真
タイガー1途中写真

吸気口カバーは彫り込み、伸ばしランナーを挿入しました。ボッシュライトは取り付けステーと、基部のリブをアルミ板にて作り直しました。キットにはライトコード引き込み部がモールドされているのでライトコードも細い銅線にて製作。ただ曲げてフィットさせる作業が地味に面倒で・・・。前方機銃の照準孔は0.2mmのドリルにて開口しましたが、10個も穴を開けない内に折損してしまいました。無念。

タイガー1途中写真
タイガー1途中写真

ジャッキは形状に不満は無いのでリブを削り込んで再現、ハンドルが短いようだったので切り取り伸ばしランナーに置き換えました。また天地の接地面の形状も0.3mmプラ板にて再現しています。ゲペックカステンの留め金は他の方の作品を見てその効果を実感したので追加してみました。蓋は薄さを表現したかったのでパーツの合わせ目を消した後にデザインナイフとPカッターで削り込みました。


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