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フジミ 1/76 キングタイガー

(2001.7.24)
箱絵写真

このキット、いろんな所で「出来が良い!!」って言われてますが、箱を開けてすぐの時はそうは思わずにスカスカ感があったんですが、いざ完成するとやっぱり出来が良い、というか素性が良いキットだなぁ、と。

仕様としてはアハトゥンク・パンツァーで後期型として説明されてるもので1944年12月頃から45年2月位までの間に生産されたもの、って感じで。3月生産仕様ってのも考えたんですがパス。光と影迷彩も魅力的なんですが自分の腕を考えて回避しました。


キングタイガー途中写真

ボッシュライトのパーツは使えないので取り付け部を埋めて、プラ板、伸ばしランナーで基部をでっちあげ。操縦手、無線手ハッチの形状をプラ板で修正。ペリスコープは上端を斜めに削ぎ落としたのちアルミ缶を開いた金属板でカバーを。OVM類はプラ板、伸ばしランナー、取り付け金具はタミヤパテの袋とマブチモーターのエナメル線で。前方機銃のボールマウントはそのままだと機銃が下過ぎていまいちな仕上がりなのでプラ板を使って修正。砲身は段差があり過ぎてイメージが良くなかったので細切りにした0.3mmプラ板を巻き付けたのち筋彫り。ザウコップの形状をタミヤパテで修正、ボルトを接着。

キングタイガー途中写真
キングタイガー途中写真

バール、燃料タンク通気パイプ、エンジン始動クランク、砲身クリーニングロッドはエナメル線で。牽引用ケーブルは普通の糸にスチロール接着剤をしみ込ませてケバ立ちを押さえたもの。赤という色には深い意味はありません。取り付け金具は0.5mmプラ板に0.8mmドリルで穴を開けたのち加工。履帯交換用ケーブルはミシン糸。取り付け金具はタミヤパテの袋を切り出したもの。砲塔下部の溶接後は筋彫り後に流し込み接着剤を流してプラを柔らかくした後に先端の欠けたアートナイフで刻みを付けてみました。

キングタイガー途中写真

機関室上面のフック類は0.3mmプラ板。アンテナ基部は伸ばしランナーと0.3mmプラ板で。燃料タンク通気パイプの装甲ガードは0.5mmプラ板の角を落としたものと伸ばしランナーで。消火器は2mmプラ棒とタミヤパテの袋、エナメル線で。円形グリルのメッシュはプリントごっこのシルクスクリーン、だと思います。

キングタイガー途中写真
キングタイガー途中写真

牽引用シャックルはキットのままだと細長いような気がしたので切り詰めて使用。フェンダーは0.3mmプラ板で自作。排気管はキットのモノを切断、根元を2mmプラ棒で作成。装甲ガードには釣り下げ用フックを伸ばしランナーで作ってみましたが明らかにオーバースケールです。転輪はそのままだと印象が悪いのですが、伸ばしランナーに0.5mmのドリルで穴を開け、それを薄切りにしたものを張り付けると印象は良くなります。ほんとは偶数番号の転輪のハブをなんとかすべきだったかもしれないのですが、安直な方法に逃げてしまいました。

キングタイガー途中写真

比較的後期の仕様としたかったので照準孔には雨樋をタミヤパテの袋から。予備履帯釣り下げフックはほんとはもっと厚みが欲しかったのですが・・・。なんせ1枚30kgとかの履帯を2枚釣り下げてる訳ですからそれなりの強度は欲しいはずでし、写真で見ると本物はかなり大雑把というか荒っぽい作りをしていますので。直接照準指針はマブチモーターのエナメル線。対空機銃リングはキットの物では厚いので0.3mmプラ板。プラペーパーがあれば利用したい所です。

キングタイガー途中写真

今回、試みに蝶ネジを作って使用してみました。比較対象はジャポニカ種の短粒米。0.3mmのプラ板を幅1mm程度に帯状に切り出して、それをデザインナイフで切り刻んでみました。ただ接着の手間や、接着前後の紛失等がある上に、どうしてもオーバースケールになること等を考えるとする必要のない工作かも知れません。試しに縦に薄くスライスする、というのも試したのですが1個2個ならともかく大量に使用するには向いていないようです。


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