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フジミ 1/76 チハ改

(2005.10.1)
(2006.8.5更新)

チハ改 箱絵

フジミのティーガー1、エレファント、キングタイガーと重戦車を連続で作っていて、小さな車輌を作りたくなったので購入。箱の側面に■97式中戦車の砲塔取り付け可能。と書いてあるのを見て、それならいっそコンパチにしたら良いのに、と思っていたのですが、箱を開けてランナーを見て、説明書を読んでチハの写真を見て、もう一度ランナーを見て納得。このチハ改のキットでは機関室側面のルーバー部分の形状が変更された後期型車体で、チハ車のキットでは前期型車体を模型化して両者の組み合わせによってチハ、チハ改の前期、後期を作り分けれるようになってるんですね。

説明書の戦車連隊の編成表や部隊別マーキングの表なんかは私のような日本戦車素人には有り難いです。ただ、説明書中の履帯の向きは箱の3面図を参考にして下さい、って書いてある3面図が箱にPL法対策の注意書きを入れた為にか消えてるようですが。まぁ、塗装参考図を見れば分かる、との判断や整合性を取ろうとすると作業に効果が見合わない、ってのはよく分かりますが。


チハ改

キットはフジミのミニスケらしい繊細なモールドのキットですが、ロットにもよるとは思いますが、車体下部のパーツの前面装甲左側のリベットを横断するように傷のような筋が入ってたりするのは辛いとこだと思います。製作に際しては現存車や当時撮影された数枚の写真を見ながら、気付いた箇所を紙に描き留めながら作業を進めました。ハイライトが飛んだ白黒写真を見てリベットの数を数えながら細かなちょっとしたとこを見つけるのが楽しかったのですが、やはり分からない部分は出てくるのでWebで資料を検索して補いました。

新砲塔チハ

車体、砲塔は垂直面のリベットが荒れていたところがあったので削り落として、ついでに表面のヒケを修正しています。当初はそれだけのつもりだったのですが、すぐ近くにあるリベットも気になり出して、隣の面、隣の面と削り落としてたら殆どのリベットを削り落としてました。・・・が計画的な行動ではなかったので後々になってからリベットの数が合っているのかどうかを写真を見ながら数える羽目になってしまいました。リベットは伸ばしランナーで、その他のディティールも把手等を除いて極力プラ板や伸ばしランナー等のプラ素材で工作しています。

フジミ 1/76 チハ改

足周りでは連関式懸架装置のコイルスプリングを銅線の巻いたのに交換しています。履帯はキットのままでも十分だと思いますが、プラ板で原型を製作して型想いで複製しています。当初はポリパテで複製していたのですが、モールドの彫が浅く、追加工しようにも脆くて折れるので型を取り直してエポパテで複製しました。履帯はピッチが合っていないので起動輪周りは連結ピンの辺りを切り飛ばして半ば無理矢理接着してあります。履板は左右とも82枚ずつで、私が製作した履板はおよそ1割程度ピッチが長かったようです。また強度が不足気味で手で持った際に触れ易い車体中央左側の履帯を工作中に破損してしまったりしました。

Japanese Medium Tank Chi-ha new type

今回は装甲部分とそれ以外とで対比させたかったので、前後のフェンダーや工具箱はダメージ表現を加えています。フェンダーは蝋燭で軽く炙ったら、やり過ぎて端がヘロヘロになってしまったのでパテで修正しています。 ジャッキはキットのパーツを元にプラ板と伸ばしランナーで追加工。スコップとツルハシもプラ板工作に伸ばしランナーで柄を追加して、薄い金属板で取り付け金具を製作しています。


フジミ 1/76 チハ改
チハ改完成写真
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