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WTM 4号戦車J型 途中写真

(2003.1.25)
(2003.5.10更新)

Pz.Kpfw 4 ausf.J
Pz.Kpfw 4 ausf.J

個人的に思い入れがある事、車体のあちこちに細かい部品が付いていて、それを量産しなければならない、ってことを差し引いても恐らくWTM第1弾の中で一番出来が良くない車輌だと思います。原型状態はいざしらず、量産された物の塗装を剥がすと装甲板の平面部にあるヒケ、4号戦車らしからぬ厚さでフェンダー支持架の為に右下が欠けている戦闘室前面装甲板、まるで旧型であるかのようなキューポラなど、どうにも4号戦車らしさがスポイルされているように感じます。で、言うだけってのもどうかと思うのでそこらへんを中心に工作してみました。

Pz.Kpfw 4 ausf.J
Pz.Kpfw 4 ausf.J

車体前部の牽引フックは当初はキットのモールドを削って再現しようとしていたのですが、車体前面の継ぎ目を消す際についでに切り取って新造しました。ただフックの側面にあるべきリブを再現できなかったのと、左右の間隔の関係で予備履帯を10枚装着できなかったのが心残りです。戦闘室前面装甲板はキットの物を剥がして薄く削って使用しました。当初はそのままだった操縦手用クラッペは結局作り直しました。ただ既にほとんど作業が終了していたので、実車だと装甲板表面ではなく一段下がった所に取り付けられてるのを再現する事はできませんでした。砲塔側面ハッチはクラッペのモールドを削りました。また省略されている砲塔前面の砲手用クラッペは0.5mmプラ板を削って製作。

Pz.Kpfw 4 ausf.J
Pz.Kpfw 4 ausf.J

キューポラはプラ板を貼付けて形状を修正。予備履帯は型想いでは複製できなかったので全てプラ板から削り出しました。この写真では見えていませんが砲塔側面のハッチストッパーも製作しました。砲塔シュルツェンは当初はキットパーツを削り込んで使おうと思っていたのですが、上下の縁がガタガタだったのが気に食わず、アルミ缶を開いたので作り直し。塗装の際の事を考慮して、この段階では接着していません。

Pz.Kpfw 4 ausf.J
Pz.Kpfw 4 ausf.J

車体シュルツェンのステーは紙、金属板で製作したものの、強度面から紙はボツ。金属板は薄く強度もあるのですが、折り曲げた部分のエッジが出ないのと、シュルツェンを引っ掛ける三角形の部分とそれ以外の端面に段差ができるので、結局プラ板で製作したものを使用しました。写真で見えてないところでは砲塔の位置を1mm弱ほど前進させて、砲塔リングガード前部の形状も簡易型に変更しています。が、キットでは砲塔周りがやや後寄りになっている事を忘れて、車体左側の予備転輪ケースを車体上面のモールドを参考に接着してしまい、やや間延びした感じになってしまったのは迂闊でした。


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