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WTM KV-1C重戦車 途中写真

(2002.11.23)

KV-1C
KV-1C

お手軽改造でKV-1E(PS272-1)を作ろうと思ったものの、第1弾だと模型用薄め液で簡単に塗料が落とせたのが、第2弾だと全然落ちないので、やむなくペンキ用のシンナーを使って落としたら塗料と共に表面のモールドも落ちていく・・・。しょうがないので車体のモールドを全部削り落として、ついでに平面、エッジを出してKV-1C(PS271-1)にすることに。

でもWTMってそのままで良し、簡単な塗装で尚良しでさらに塗料が簡単に落ちて、塗膜の下にあるモールドの出来が良いので、そこに追加工する事でもっと良くなるから弄り甲斐があったんだけど、塗膜がボテッと厚くてそれを剥がそうとすれば表面ディティール全部やり直し、ってんだとやる気をそそる要素が・・・。第2弾もラインナップは魅力的なんだけどソ連戦車ならともかくドイツ戦車の表面全部やり直しする気にはあんまなれないし、第3弾以降で落ちる塗料に戻してくんないかなぁ?

KV-1C
KV-1C
KV-1C
KV-1C
KV-1C
KV-1C

製作に際しては当初、PANZER誌'91年6月号とモデルグラフィックス誌133号の仲田裕之氏の作例を参考に進めていましたが、途中でフィンランドにある実車を撮影したサイトや「KV maniacs」さん等を拝見すると色々と違う点を発見してしまいました。全て穴空きタイプのフェンダー支持架にしてしまっていましたが実車では右前側の2つを除き穴無しタイプのようです。またタイプの混在する転輪は時期によってその装着位置が異なるようです。機関室上面パネルの隅にある吊り上げ用フックらしきものはスペースと工作精度の兼ね合いで省略。捕獲使用後しばらくは戦闘室前面の被弾痕は無かったようで、その位置には前照灯のコード用の切り欠きがあり、そのコードは元々あったライトの位置からフィンランド軍が取り付けた起倒式ライトカバー(初期のソ連軍の装備)まで継ぎ足すようになっているのでそこから多少太さが違い、曲がっていたようですが、それも省略。上面のコード引き込み箇所はPS272-1号車の写真を見ると天面の途中で途切れているのでそのように。

KV-1C

砲塔天面のハッチとベンチレーターのモールドは別の車輌の物を型取り複製して使用しましたが、作り出すと色々と大変で、おまけにリサーチの不備もあって改めてこれをゼロから作っている谷明氏の凄さを思い知りました。だから、やっぱり塗料は簡単に落とせて欲しいなぁ、と。

どうでもいいですけど、苦労して貼付けた機関室上部のボルトですがフィンランドの戦車部隊は整備の度にボルトを外さなければならないのが面倒で、全部取り外して運用していたらしいです・・・。


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