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フジミ 1/76 T-34/76A

(2009.12.26)

フジミ 1/76 T-34/76A 箱絵

24時間時間制限 素組みミニAFVコンペ」に参加するにあたって、以前T-34/85を作ってキット構成も分かっているので時間が読み易いだろうと思ってこのキットを選択。以前のT-34/85もほぼ箱の中だけモデリングでしたしね。で、箱を開けて驚いたのがT-34/85とは履帯から何から何まで違っていて、安易なバリエーションキットじゃないんですね。T-34 maniacsさんの製品解説を見てみると1941年型スターリングラード・トラクター工場製のT-34を再現しているようです。

24時間時間制限 素組みミニAFVコンペ」はコンセプトとしては気楽に楽しく完成させることが主眼に置かれていて、「●総製作時間は24時間以内 ●キット内のパーツのみを使用 ●伸ばしランナー使用はアンテナのみ ●欠損部品、足周りの補強などは可能 ●パーツの隙間埋めのみパテの使用可 ●部品の新規製作不可、但し削り込みは可」のようなルールになっています。で、私としては邪道ながらそれらのルールを最大限に幅を広く解釈して出来る限りのディティールアップを施すことを目標に製作することにしました。製作の様子と時間経過はブログに写真を掲載していますが、工具とパーツを準備万端整えてから計時スタート、作業終了と同時にストップする姑息な手段で作業時間を稼いでいます。


T-34/76A

砲塔は後部装甲板の合が悪いのでランナーを薄く削って埋めました。主砲はそのまま接着すると防楯が砲塔内部に沈み込んで印象が悪いので砲耳のピンを切り飛ばして埋めてしまい、砲塔組み立て後に位置を調整しながら取り付けました。この際、防楯の幅が狭くて砲塔に隙間が出てしまうので、これまたランナーの薄切りを防楯上下左右に張って調整しました。あとは砲塔側面のヒケ埋めや覗視孔、ペリスコープの削り込みを行いました。

T-34/76A

車体は箱組なのですが、履帯のテンションで側板が反ってしまうことがあるのでがっちり接着した方が無難です。特に車体後部デフカバーと車体後面は隙間が開かないようにがっちりと接着した方が良いと思います。またフジミのプラは柔らかくて改造はし易いのですが、同時に車軸に負荷が掛かると折れ易いので注意が必要です。私も今回、履帯の装着後に左側の起動輪、誘導輪の軸が折れてしまったので2mmプラ棒で作り直す羽目になってしまいました。履帯は内側の縁を新品のデザインナイフで削ぐようにして薄くして、側面に履板の切れ目を刻むと側面から見た時の印象が変わると思います。転輪にボンドGPクリアを塗布してフェンダーと履帯の隙間にティッシュペーパーを詰め込んで垂れ下がりを表現して接着します。

T-34/76A

前後フェンダーは削り込みと削りカスを盛ったのとで凹凸を表現。側面フェンダーは縁を残して削り込んでリブが立っているようにします。一体成形の工具箱も蓋の厚み分以外の側面を削り込んで立体的に。前照灯はドリルで彫り込んでアルミホイルで反射板を表現。レンズは接着剤で再現しようと思っています。キットの予備履帯は箱絵のように2枚1組の履板が重ねられている表現になっていますが、それをデザインナイフで1枚ずつに分割して使用。どうしても反ってしまうのでやむを得ず削ってしまったセンターガイドはランナーを薄切りして作り直しました。


フジミ 1/76 T-34/76A
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