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タミヤ 1/48 イギリス クルセーダーMk.III 対空戦車Mk.III

(2013.12.21)
(2014.1.11更新)

タミヤ 1/48 イギリス クルセーダーMk.III 対空戦車Mk.III

GAZ-67Bと並べる為にBA-64を買いに行ったはずが、何故かこれを買って帰ってきてました。そういえば純粋英国製車輌のAFVは中学生の頃だったかにタミヤ1/35のチーフテンを作って以来かも。と思ってたら途中まで組んで放置してるフジミのバレンタインの存在を思い出してちょっと気まずい…。キットの組み立てに関しては左右の組み間違いを防止する配慮もあって特に困ることはありません。むしろプラパーツの組み立て精度の高さは流石タミヤだなぁ、と改めて感心するほどです。

調べてみるとソミュールに実車が、そしてボービントンに砲塔があるらしいのですが画像検索にはあまり引っ掛かりませんでした。とりあえず見付けた砲塔の写真4枚とPrime PortalのクルセーダーMk.IIの写真、それと何枚かの白黒写真を参考に軽くディティールアップしてみました。


タミヤ 1/48 イギリス クルセーダーMk.III 対空戦車Mk.III

履帯は車体には接着せずに組み立てる俗に言う「ロコ組み」で組み立てますが、説明書の指示通りに起動輪から組み始めれば問題なく進みます。ただダイキャスト製のシャーシは抜きテーパーが大きいのか、転輪の取り付けが緩くて垂直水平の位置決めがやや曖昧になりかねません。転輪を奥に押し付けるようにしつつ下側の履帯とMr.セメントSで素早く接着していきます。履板A21は必ずしもキットの指定位置でなくとも組み立てられますので、自然な形状を優先した方が良いかもしれません。同様にA11のパーツも接着剤が乾燥してから起動輪・誘導輪と転輪の間を指で押さえたりして曲げて自然な弛みをつけます。ここら辺は強度のある金属シャーシだからこそ出来る部分かも。

Tamiya 1/48 British Crusader Mk.III Anti-Aircraft Tank Mk.III

リアパネルは誘導輪基部の分割線が異なるように思ったのでシャーシに接着する前にパテ埋め、伸ばしランナーで削り取ったボルトのモールドを伸ばしランナーで再生します。同時に車体に取り付ける小パーツのヒケ埋め、組み立てと継ぎ目消しと並行して砲塔内部の組み立てを進めておきます。車体後部のエアクリーナーは側面にリベットを追加してから接着。エンジンデッキ後端ルーバー上部はややヒケがあったので平坦にヤスリ掛けしてからリベットを追加しています。

タミヤ 1/48 イギリス クルセーダーMk.III 対空戦車Mk.III

車体上下はネジ留めするようになっていますが、隙間埋めも兼ねてエポキシ接着剤も使っています。ただ後でサイドスカートが付くのでそこはそんなに気にしなくてもいいのかも。組み終わった履帯には側面に連結ピンの頭を伸ばしランナーの輪切りで追加しています。フェンダー上の予備履帯はセンターガイドの肉抜き穴を0.5mmドリルで開口して再現。牽引用ワイヤはほつれが少ないよう加工されたひもが付属していますが、0.7mmのステンレスワイヤをガスコンロで炙って焼き鈍したものを使用。車体各部の把手は0.3mm真鍮線に置き換えています。

Tamiya 1/48 British Crusader Mk.III Anti-Aircraft Tank Mk.III

砲塔は金型の抜き方向の関係で、上面以外の溶接跡がモールドされていないので接着剤で柔らかくした伸ばしランナーで再現。現存する実車の写真だと装甲表面が荒れています。これが当時からなのか経年による変化か、あるいは塗り重ねられた塗料によるものかは分かりません。ただドイツの対空戦車と比べて厚い装甲板を表現するのに丁度良いので、溶きパテを古い筆で叩くように塗り付けて表現しています。

サイドフェンダーは車体側面と足回りを塗装してから取り付ける予定です。


タミヤ 1/48 クルセーダーMk.III 対空戦車Mk.III
クルセーダーMk.III 対空戦車Mk.III
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