ふと、そういえば昔タイガーもどきの消しゴムを持ってたよな、と思い出して発掘したもの。恐らく出所はガチャガチャだと思うのですが、ゴムということで左右一発抜き。砲塔がやや細長いかな、という程度で結構プロポーションが良いような・・・。さすがに砲身はしょうがないとしても、車体上面のグリルや背面のエアフィルター、排気管もちゃんと有る。ただ型ずれが激しくて、車体前部の長さが1mm近く違ってしまっていることと、左側の履帯にある突き出しピンの跡が目立つ事が惜しまれます。

とりあえず眺めてるとあちこち弄りたくなったんですが、「型想い」で無理やり複製していざ弄りはじめると、とてつもなく面倒臭い。なので方針を変更して弄る範囲を型ずれと押し出しピンの跡の修正と砲身の変更だけにとどめる事に。砲身は伸ばしランナーの組み合わせ。マズルブレーキはモデラーズのオイルチューブにデザインナイフで切れ目を入れたもので我慢する事に。

塗装は物が小さいのでニュートラルグレイをメインに調色して塗装しましたが、物が小さいので寄らねばならず、寄ると光量が足らず、ライトを近付けると白飛びして、まるで冬期迷彩かのようになってしまいました。おまけにじっくり見ると車体前部が歪んでるし、よく考えたら転輪の数も配置も違うし、やっぱりOVM類が無いとのっぺりしててメリハリが足りないかも。キューポラとか車体背面とかもなんだか・・・。って、やっぱこの大きさのを本気で、ってんならGHQかフルスクラッチが正道なんだろうなぁ、と。